たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

妙義・桜の里

2017年04月30日 | アウトドア
4月25日(火)晴れ


区の行事やらで3回ばかり休んでしまったウォーキングでしたので

今日は久々に参加です

向かう場所は妙義・桜の里~山吹の里




ソメイヨシノは既に葉桜となり今は八重桜が漸く開き始めた中

主役を奪っていたのは目にも鮮やかなミツバツツジだったでしょうか


ソメイヨシノが咲いていた頃はさぞかし美しかった事でしょう

仕方ない!女性陣が花になりますか

男性・・・・・・・・・・沈黙

  



順番に伊豆吉野・福禄寿・佐野桜と言う品種だそうですが

私には、どれもみな同じに見えてしまうんですね~







さぁ歩け歩け春風に乗って

荒々しい妙義の岩壁も桜を通して見ればこの穏やかさ

つい先日、鎖と格闘したあの緊張感を微塵も感じさせない表情です


日影に僅かに残っていたソメイヨシノ

桜はやはりソメイヨシノなのでしょうか




妙義・桜の里を十分堪能し次に向かったのは山吹の里でした






本来は一面、黄色に染まるはずの里ですが虫害にでも合ったのでしょうか

枝先を選定してしまったせいか花数がやけに少なく寂しい風情でした

東山道の標識から峠までは45分の登りです

荒れ気味でしたが緑の綺麗な清々しい道でした



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(完)桐生・吾妻山 下山後

2017年04月28日 | 登山
続き


下山道を何処で間違えたか登る時には見なかった山ツツジの群落が

行く手に広がりました

標識は吾妻公園を指していましたので

とんでもない所に出てしまう心配は無さそう






しかし見事なツツジの斜面です

その数、5000株

微妙に色を違え、それが幾重にも重なり合う様は

無限の世界に引きずり込まれた様な錯覚さえ覚えます






ツツジから間もなく吾妻公園の一角に出ました

下山した道は公園の右手に下りる道だった様です

少し高台に建つ茶室は「悠緑庵」

一日6300円で使用できるとの事ですが

この日、茶会は催されてなく、ひっそりとした佇まいでした


♪ 並んだ並んだ 赤 白 黄色






紫の様なピンクの様な不思議なチューリップ


園内は四季を通じて季節の花が楽しめるそうです

今は目も覚める様なチューリップが花盛り(1万5千球)



そんな派手派手の中、白いタンポポが数輪、印象的でした




池に目を凝らせばこれは亀でしょうか、スッポンでしょうか




登山口の近くに有る光明寺

今日は法事が営まれていて拝観は憚られましたので外から一枚だけ

下は夥しい数の庚申塚です

  



この鋸の様な屋根は嘗て桐生が織物の街として栄えた頃の名残り

織物工場跡で市内にはこの様な

工場跡が点在し隆盛を誇った頃の面影を今に伝えています

一様に北側に天窓が見られますが直射日光に生糸や染料を晒さない様

北側の柔らかな光を取り入れる為に考えられた構造なんですね


丁度バスが織物参考館に入って来ました

「まゆ」と名付けられたコミュニティーバスで

桐生駅を起点に市内を無料で巡回しているとの事でした

~完~

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(続)桐生・吾妻山

2017年04月26日 | 登山
続き

トンビ岩を後に更に上を目指します


私より遥かに年上の女性の力強い登り、凄いものですね

私を追い抜くと、その姿はみるみる小さくなってしまいました




上から見れば平坦に見えるガレ場の急登・・踏ん張りどころです






もつれ合った風景、それぞれが思い思いに


二つ目の男坂・女坂

此処でも私は迷わず女坂を選択しましたが雄さんは男坂に挑みます






息の切れる登りを繰り返し山頂に到着です

一角には立派な祠が鎮座し見れば真新しい注連縄が駆けられていました

今もなお市民にとっては生活を支えてきた神に対する信仰は根強い様で

山頂に着くと先ず京都から織物技術を伝えたと言う「白瀧姫」が祀られる祠に

必ず背筋を伸ばし拝礼する地元登山者が多い事に驚かされました

何はともあれ先ず展望に目を向ける私とは大違いです






トンビ岩から眺めた桐生市街

そしてトンビ岩では確認できなかった懐かしの根本山や花の名山、仙人ヶ岳

気持ちのスカッとする展望が拡がります

目線を下げれば崇禅寺(ズームを利かせて有ります)

登りながら木の間越しに見えた赤城や日光方面の山々は

山頂では木々が茂り残念ながら望む事は出来ませんでした

山頂で1時間余り、昼食休憩を取り下山の準備に掛かります

そうそう、地元民とは逆になりますが祠にお詣りをして・・・




ザラ石や浮石の多いザレ場の岩場は登りよりも緊張します

そんな時に下りの一服となる花たちは有り難いものです


そしてトンビ岩の手前で私の足にじゃれ付いた犬とのこんなハプニングも

どうやら、この家族ここでUターンの様です

左上に少し覗く奥さんが青い顔をして「私、これ以上 上げれないわ

 帰り絶対おりられない」と後ずさりを始めました

そう、危険と感じたらやめた方がいいですよね


途中から別のルートを下りますと前方の景色が何と・・・

山ツツジが斜面を覆う景色に出くわしました


花と平坦な快適な道、ゴールは間近です

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今日は嬉しい記事が舞い込んだ

心配していた、どんぐりさんの手術が無事に終わり退院されたのだ

良かった、本当に良かった

完治していないお身体で私のブログに目を通してくれた事もまた嬉しかった

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桐生・吾妻山

2017年04月24日 | 登山
夏日の様な一日、桐生の吾妻山を歩いて来ました


今日は休日という事も有り、この通り「満員御礼」

半分は山歩きに、半分は公園散策と言ったところでしょうか




吾妻公園を下に見て歩く脇にはレンギョウが花盛りです


「何を採ってらしゃるのですか?」

ゼンマイだそうです

下ごしらえが大変なゼンマイ、あんな傾斜地でご苦労な事です

  




キランソウとケマン、マムシグサに送られて稜線まで一登り




未だ足が慣れずチョット堪える登りでした


山ツツジが咲き新緑がまぶしい稜線歩きは

う~ん、気持ちいい


橋を渡り約30分、此処から本格的な吾妻山頂への登りが始まりました


グングン高度を稼いで男坂・女坂の分岐点に出ました

ここは迷わず女坂


とは言え、この通り決してなだらかとは言えない上り坂

今日の暑さも手伝って額に汗がにじみます




この山は岩板で形成されている様で露出した急なガレ場は結構しんどい






そんな時の一服の清涼剤が

イカリソウとタチツボスミレ、山桜でした


ゴツゴツした急な岩場を駆使して登りあげれば「とんび岩」と言われる

休憩場所として丁度良い絶好の展望地でした


此処からは眼下に絹織物で栄えた桐生市街地が一望です

ポツンポツンと低山を配するこの景色は京都に似ていると言われますが

春の日差しの中に輝く街並みは、まるで箱庭の様でした

~続く~


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2017年04月22日 | 
今年も咲き揃いました、スミレたち

スミレって大工さんの道具、墨入れ(墨壺)に似ているので

スミレと言う名前が付いたんですって

西洋ではViolet(ビオレ)と紹介しています

こちらの由来はビオロン(バイオリン)に似ているからでしょうか

こんな面白い事を言っている方がおりました

スミレをアルファベットで綴ればSMIRE(スマイル)

これをローマ字読みするとスミレ

すなわち微笑み無くしては見られない花という事になりますね

俄かに納得できませんが面白いこじ付けですね




このスミレはエイザンスミレ

群生すると、とても清涼な香りを放ちます


キスミレ(正式名不明)

唯一、根で増えるスミレです


ゲンジスミレ

このスミレは群生しません

翌年には又、別の場所に移動してしまうと言う瘋癲のスミレさん

だから源氏(光源氏)と名を付けたのでしょうか


可愛いでしょう、ソバカススミレです

正式名は有る様ですが、これは絶対ソバカススミレでいいですよね


ニオイスミレ

一番早く咲き始めて一番遅くまで咲いている長寿スミレ

まだまだ元気です




タチツボスミレ

光の関係で色が変わってしまいましたが薄紫の美しいスミレですよね




パンダスミレ・・・何故パンダ???






最後に登場はノジスミレ

野路を散歩しますと良く目にしますよね

このノジスミレは、そうした散歩途上で見つけ我が家に連れて帰りました

困る程、群落を形成していたのですが

最近ニワゼキショウに住処を追われ数が少なくなってしまいました


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