たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

ヒョングリの滝 (乙女の滝)

2013年10月31日 | 登山

今年は勉強一途と言う主人を無理矢理誘い赤城山中にあると言う珍しい滝を見に行ってきました。

熊出没地帯なので今一、一人では踏み込む勇気がなかったのです




車を最奥の「大猿山の家」の駐車場に置き昔、荷車が通ったという古い道を登っていきますと

前方に何やら赤い物が広範囲に散らばっています

主人はミカンの皮がばら撒かれているのかと思ったと言っていましたが

近づくとそれは見た事も無いキノコでした

一見柔らかそうな まるで薔薇の花に見えるキノコですが触れてみると肉厚で且つ固いんです

(家でキノコ図鑑やネットで調べたが該当するもの無し)




この時期は真っ赤な実を付けたマムシグサをよく目にします

前回も書きましたがやっぱり何処となく気味悪さを秘めた植物です


古道と分かれ道迷いを起こしそうな暗くジメーッとした杉林の中を登ると第一の滝に出会いました

下りられそうな所を探し下まで行くと何て事はない 少し先に梯子が掛けられていたんですね

この滝には名前が有りません

無いのならば勝手に高雄の滝(たかと雄の滝)と命名しちゃいましょう










高雄の滝から上流に向かって進む事わずか 終に出会いました「乙女の滝」






岩間を勢いよく滑り下る滝が窪みに当たり跳ね上がるその様を土地の人は「はね滝」と呼んでいたらしいのですが

いつの頃からか「乙女の滝」にすり替えられました

でも・・・絶対ワタシは跳滝でも乙女の滝でも無く「ヒョングリ(宙に向かってひょうぐる)の滝」の方が・・・いいな

だって次の写真を見て

夢が有りませんかね


シャッター速度を変えると同じ滝でも印象がガラリと変わります


滝の上部に行き落ち口の際まで行ってみました

落ちたら一巻の終わりですが、齢甲斐も無く つい私の悪い冒険癖が出てしまいます

何枚か写真を撮ってはみたのですが残念ながらモノになるのは一枚も有りませんでした


この後、私達は更に上流に有る大猿の滝を目指します


続く



                                           
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しずくの中に宇宙を見た

2013年10月26日 | 日記
懸念していた今回の台風は大した事もなく通り過ぎてくれました

むしろ、深夜2時過ぎ福島県沖で起きた地震にヒヤリとさせられました

パソコンに電源を入れて速報を見ますと津波警報も出る結構長い揺れだったのです

最新のニュースは本日、外出していましたので確認しておりませんが

台風の勢力だけでも弱まってくれた事がせめてもの救いだったと思います


女郎蜘蛛の巣はどうなったでしょう、気になります

ワー、キレイ

マタマタ見せてくれた素晴らしい芸術

しばし、私はその美しさに魅せられ離れる事が出来ませんでした









                                           
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女郎蜘蛛

2013年10月24日 | 日記
台風27号、28号が同時に来るそうだ

大きな被害を齎した26号より勢力が有ると気象庁は言ってたっけ

此処はそれほどの事は無いと思うが用心に越したことは無い

とにかく、より強固な my house にしないと・・・




どんなもんだい

もう、風が吹こうが雨が降ろうがビクともしないってさ

ここにお住まいのお方呑気に構えていないで庭の植木鉢、片づけた方が良いのでは有りませんか



                                        
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堂平山

2013年10月23日 | 登山
白川橋(8:30) 堂平山登山口(9:25) 山頂(11:00~12:10) 白川橋(14:30)


埼玉比企三山の一つ堂平山に登った

この辺りの紅葉は11月下旬以降

秋の気配といったら足元に散らばるドングリやアザミの花くらいだったかな

でも今日は久々にEnkelin・Enkelsohnとの山歩き

色は無くてもそれだけで十分

出発前、小雨模様だったが登山口に着いて歩き出す頃には行いの良さか雨は止んでくれた


坂の舗装路を歩くこと約1時間、はい 登山道に到着しましたよ

西口ルートは距離的には短いけど所々の急坂がシンドイね・・・とは私のセリフ

皆、リズムカルに足を運び元気イッパイだ



アザミの花が咲く斜面を登って行くと道は二手に分かれた

右は「味わい深い道」と有ったので迷わず歩を右に

要するに杉林を歩くか落葉樹の中を歩くかの違いなのだ






「ママンジュン、見て見て 凄くおっきなドングリ 何の木の実だろうね」

「これは、もしかしてミズナラの赤ちゃんかもしれないよ、記念に写真を撮ってあげようね」

子供達にとって山の中は自然の博物館

どんなに辛い登りでも涼しい顔をしていられるのは、そんな所に有るのかもしれない


この山はパラグライダーが楽しめる山としても知られている

その離陸場の広い草地から南に目を向けると今日の悪条件下でも秩父の山並みを視界に捉える事が出来た

もし、空気がすんでいたなら南アルプスも望めるであろう格好の展望台かもしれない

その草地にホコリタケを見つけた

ストックで突くとブワッと胞子が飛び散る

その様が埃に似ているからなのだが口のきけない当の本人(?)は、もう少しマシな名前を希望したかも




「オーイ、山頂だぞー」

前方で和さんの呼び声

アレッ?車を駐車場まで置きに行き一足遅れで入山したにもかかわらず、もう到着してるよ???

距離は長いが比較的暖斜面ルートを登って来たのだそうだ

ともかく無事、合流

何はともあれ彼岸桜の咲く山頂お昼ですね

この日、朝5時起きしてきた私は空腹に耐えての登山だったので山頂に立つ和さんの姿が見えた時には

食糧を持ってくれた和さんが  に見えたほど・・・(オー、ナサケナ)



下山は和さんが登って来た道を下る事にした

沢沿いの道なので変化に富み荒川の源流を見た K ちゃんは大喜び


太い木、背高のっぽの木 人間と同じだね






「ママンジュンの好きな滝だよ」

「ホント、次から次へと出てくる これだから沢沿いの道は堪らないね」






「道が一部、川になっているから転ばない様に気をつけて」

声を掛けあい慎重に足を運びます


「ワー、気持ちワルーイ」

「これはマムシグサの実よ、花はコブラみたいだけど茎の模様がマムシに似てるのでそう付けられたんだね」

このマムシグサ、毒草で一粒でも口に含むと口内に強烈なしびれを伴うのだとか

いずれにしても花も実も綺麗だねと言って貰えない不遇の植物なのだ


今度は木の根ですか?

それにしても捻くれた根だ事、まるでジャングルジムみたい


どうして此処に?

イラクサの葉をどかすと紛れも無くシュウメイギクの葉が

何方かが人為的に植えたものなのか種(有るのかな?我が家では根で増えているが)が飛んできたのか

モスグリーンの中に一際目立って咲くシュウメイギクだった


長い道のりを経て辿り着いた白川橋、バスを待つ間 堂平山を見上げると空に3羽の大きな鳥

違うよね 風に乗り気持ち良さそうに飛行するパラグライダーだよね

それを見上げるみんなの顔も気持ち良さそう

満足満足



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埴輪の里にて

2013年10月20日 | 日記
今頃、埴輪の里のコスモスは満開だろうか

ちょっと気になって図書館の帰り寄ってみますと

ちょうど見ごろを迎えたコスモスは二子山古墳を取り巻く様に咲き乱れ風に大きく揺れていました




約1500年前、古代人が何故この地を選んだのか

そして統治する長がここを永遠の眠りの場所と決めたのか墓の上に立って見て納得しました

(でも、いいのかな?墓の上ですよ。罰当たりが・・・と叱られそう)

現在は家が建ち視界は遮られていますが当時この辺りは広い平原であり田畑を耕すのに適していた場所であった事が伺えます

そんな古代に想いを馳せ風に吹かれていますと

周りを山々に囲まれた風光明媚な環境の中で日がな一日、平和な時を過ごす古代人の姿が想像されて

私は思わずニンマリ




こちらは二子山古墳の直ぐ北東に有る八幡塚古墳です

周りの埴輪は当時を再現し後から作り近年、並べられました


いい光景ですね

チョッピリ羨ましい気分で隠し撮りさせて頂きました


近くでは青年団でしょうか

懸命に芋ほりの最中です

もしかして古代人も、こんな風に収穫の喜びを分け合って過ごしていたかもしれませんね






我が家でも柿が食べごろになりました

今年は少々小粒ですが、これを食べると外の柿が食べられないほどジュウシィでとっても甘いんですよ



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