音楽の喜び フルートとともに

フルート教室  久米素子 松井山手駅 牧野駅 090-9702-8163 motokofl@ezweb.ne.jp

cafe & bar for youコンサート

2017-08-31 22:01:07 | コンサート
今夜はcafe & bar for you
で、福富愛音さんとフルートデュオでした。


6時にジャンカラ梅田店で合わせです。
前回選んだ曲に数曲足すことにしました。

30分2回なので、少し足りないかもということでした。

福富さんがよく吹けるので、いつもとは違う曲、私の編曲した楽譜も持って行きました。

朧月夜、カヴァレリア ルスティカーナ。
他にも日本の抒情歌メドレーなどを足しました。

さて、cafe & bar for youでは、お客様がお待ちでした。
7:30の公演前から、一杯飲んでいいご機嫌のお客様とお話しをして楽しい時間を過ごしていると、「映画が好きなんやぁ」とエーデルワイスを口ずさまれました。

「良かった!今日は映画の曲も何曲か持ってきています。が、クラッシックから初めてもいいですか?」
「たぶん、ご存知だと思います。」
「良いよ〜。」

エルガーの「愛の挨拶」から初めました。
「知ってるわ。その後ろに山の写真とか掛けたいなぁ。」
映画の曲が続いて、ふと、楽譜を見ると、小曲集の中に「エーデルワイス」が。

福富さんに「エーデルワイスあったわ!」
というと、「やりましょう!」

演奏が終わると大きな拍手!
喜んでいただけたようです。
1部は無事終わりました。

丹波篠山から大阪まで通っておられるサラリーマンの方は、リタイアしたら、ご実家の農家を手伝いたい、自然豊かな故郷にはクワを入れるとカエルや、ヘビが出てきて、虫の声も聞こえて来るそうです。

ちょうどいい曲がありました。
朧月夜に、日本の四季抒情歌メドレー。
春が来た、虫の声、われは海の子、故郷を思う曲が入っています。

「音楽はいいなぁ!」
「難しいことはわからないけどな。音楽とか絵なんかはな、外国に行って言葉がわからなくても、見せたり聴いたりしたらわかるよな。」
「いいなぁ!」と何度も言ってくださって本当にうれしかったです。

私も福富さんとお会いするのは、2回目ですが、とっても気持ちが良かった!
「また、一緒にやりましょう!」
と、手を振りあって帰っていきました。

幸せだなぁ。

ハーモニー

2017-08-30 23:54:16 | 音楽
告知ばかりで申し訳ありません。
明日は 7:30から
梅田第4ビル 地下2階
cafe & bar for you
で、福富愛音さんとフルート2本のコンサートをします。

福富さんと組むのは初めてです。
先週合わせてみましたが、とても上手いです。
それに耳がいいので、よく聴いてくれて、バッチリ合わせてもらえます。

こうなると、いつまでも吹いていたいです。

ハーモニー=調和

人は共鳴する生きものなのです。
3歳以下のこどもたちは、1人が泣くとつられて泣き、笑うとつられて笑います。

楽器を渡して、今は音を鳴らさないで待っててね。というと、ちゃんと待ってくれます。
お母さんたちが、集中して聴こうとすると、ちゃんと静かにします。
いつも、集中を破るのは大人の方です。

叱られている子を見ると、自分も身を小さく硬くしています。

ジャンケンは、気持ちが穏やかだと、アイコばかりになります。

過剰な競争、比較で分断、疎外、孤立していくのは、思春期以降。

大人になっても
心を開き続け、調和を奏でることを選び続けることをするのが音楽のできることだと思います。

千人の月見の宴 薪能は「黒塚」

2017-08-29 21:52:51 | コンサート

千人の月見の宴
10月4日(水)枚方公園下車徒歩5分 淀川河川敷
https://www.makuake.com/project/stagekids/
クラウドファンディング残り20時間だそうです。

誰でも無料で観ることができる河川敷での薪能と、宇崎竜童さんのコンサート。
最後にお見送りの時にフルートを演奏させていただきます。

昨年は、5千人ほど集まったそうです。
無料で鑑賞できますが、協賛頂ける方はぜひ❣️
協賛桟敷席は、豪華お弁当付き。
他にも枚方の物産の返礼のあるコースなど、お選び頂けます。

重要無形文化財の宝生流のシテ 辰巳萬次郎さん、今年の演目は「黒塚」
安達ヶ原の鬼女のお話しです。

巡礼の山伏祐慶一行は、陸奥の国の安達ヶ原(福島県二本松)で、一夜の宿を老婆に借ります。

老婆は一行の世話をしているうちに、部屋に置いてある枠枷輪について尋ねられます。
それは、糸巻きの道具で、貧しいものが生きるために使う道具だと苦しい身の上を紡ぎながら舞います。
やがて、「自分の寝所は、絶対に覗かないように」と言い残し、薪を取りに行きます。

残された一行は、我慢できずに寝所を開けてしまいます。
すると、そこにはおびただしい白骨が。

さては、安達ヶ原に住む鬼女のことかと、一行は慌てて逃げ出しますが、気づいた鬼女が怖ろしい形相で追ってきます。

祐慶が、数珠を擦って調伏すると、鬼女は本来の姿に立ち戻り、恥じ入りながらさっていきます。

能の「黒塚」は、室町時代に作られたそうです。

鬼女物と言われるもののひとつで、当時の能を鑑賞するのは、貴族や、将軍を取り巻く上流階層の人々。

下克上や、繰り返される戦乱の中、ひどい貧困の中に生きる人々や、ささいなことで貧困に沈む女性の存在は、現実の中ては上流階層の数倍も多かったのだと思います。

死んでも救われない武士に比べると、貧困の中、人肉を食べて生きざるを得ない鬼女は、人間に立ち戻り、人の心を取り戻します。

まなざしが意外に温かいのは、すぐ隣にある飢餓や貧困を、能楽師たちが、なんとか為政者に届けようとしたからではないかと思うのですが、本当のところはわかりません。
しかし、救われない女の貧困を描いた能が数百年残ったのは、やはり、時代時代の能を観た人の共感があったから、そして、やはりあいも変わらず貧困と格差が存在したということでは。

今の時代はそんな問題どこにも無いから、わからない?
そうかな?








ギターの聖地 伝説のグラナダでの演奏

2017-08-28 22:42:19 | コンサート
土曜日、ギターの聖地。
スペイン居酒屋グラナダで演奏しました。
梅田東通り商店街を東へ東へと米澤さんの後をついていくと、長年梅田に通っていても、行ったことのないディープな大阪。
どこまでいくのだろう?と考え始めた頃、「ここです。」と示された所は古い雑居ビル。昭和の匂い漂うお店の看板が並んでいます。
エレベーターで4階まで上がるとありました。

「ちょっと、早かったかな?」米澤さんがドアノブを回したら鍵がかかっていました。
しかし、中で誰かが動いている気配が。
「すみません。ちょっと待ってね。」

しばらく待っていると、ドアが開きました。
「お待たせして、すみません。」
ハキハキしたいい声で、伝説のマスターが迎えてくれました。
1972年から日本のギター史を支えて来られたマスターなかのかつきさん。
自らもギター演奏、歌も歌われるそうです。
若々しく、軽やかな方です。

日本で一番古くて小さなライブハウスと、ホームページにありましたが、確かに小さい!
しかし、工夫されていて奏者にスポットライトが当たり、背の高い椅子。
アコースティックをうまくひらうこだわりのマイク。
調度もスペイン直輸入。

さて、「いつも、来てくれてる人が来ないから1人か2人違うかなぁ。」と米澤さんが言っていたので、『お客さまが1人でもがんばろう!』と、思っていました。
始めにやって来たのは大学生が2人。
「よおっ!」と米澤さん。
「僕の神大の後輩。彼はコンクールで日本一になったYくん。」
ひえ〜!すごい。
よし!2人。と、思っていると、また1人「彼はね、市大ギター部のOB。」とマスター。それから、また1人
「彼もね〜。日本一とったことあるんよ。」
「それから、おおじいさんたち2人。フラメンコやってたんだよね。」
なんだか、すごい人たちが続々とやって来て、マスターは、みんなのギター歴と関係を知っていてさっと紹介してくれるのでした。
開演前には、お店はいっぱい。
電話もかかってきて、「後、3人。途中で入られると邪魔になるから、早く来てください。」と、マスター言っています。
「後10分お待ち下さい。」10分待っている間にも女性が3人。
「彼女も活躍中のギタリスト。」とマスターがすかさず紹介してくれます。

詰め詰めで座って、足りず、上がりがまちにまで椅子をおきました。
「さて、コンサートの間は、私語厳禁、ノーオーダー、禁煙になっておりますので、ご協力お願いいたします。」
と、マスターが言うと、照明が消えて、スポットライト。
はっきり言って客席は真っ暗。
一番近いお客様は、椅子一個分しか離れていません。
息遣いまで聞こえそう。

米澤さんの演奏は、バッハのフルートソナタをギター一本で弾きます。
この曲は何回も吹いたけど、こんなのは初めて、びっくり!いいです。
みなさん、一杯入っているのに暗闇の中、4楽章を身じろぎもせず聴いています。
終わるとドリンクがまわり、また、暗闇。

そして、フルートとギターのためのジュリアーニのセレナーデ。
それからデュオコンチェルタント。
「繰り返しありありで。」と米澤さんが耳打ち。
4楽章、一曲で20分を超えます。

なんて言う経験でしょう!
ホールで演奏するのとも、サロンで演奏するのとも違います。

マスターは、40年以上かけて、この環境を作ってきたと言います。

この場所がなぜ伝説で、聖地なのかわかったような気がしました。

アンコールに米澤さんが、武満徹を弾き終了。

どんなホールよりも、厳しく温かい場所でした。
本当にグラナダで演奏できて幸せでした!

終わってからも、飲みながら音楽談義が続きました。

「音楽は、場作りが大事。」
演奏家は、そのことをあまりにも知らないです。

ギターのための定位置。









オーバルレゾナンスプレミアムコンサート

2017-08-25 22:49:34 | コンサート

今夜はなんばパークス7階、オーバルレゾナンスで演奏しました。

30日 7:30 café&bar for youで演奏する福富愛音さんとジャンカラなんば店で、合わせを1時間しておいてから、オーバル レゾナンスでするトリオ 藤原博さんと奥野由紀子さんと合流。
福富さんは帰って、後はトリオの練習です。

デュオ譜と、トリオ譜の両方。
しかも、ここで決めるので、ありったけ持って来たのでえらいことになりました。

キャリーケースの中はほとんど楽譜です。
福富さんとのデュオは、とても気持ちがいいです。
長く練習してきたシンクロナイズドスイミングみたいに呼吸や音程が合います。
セカンドを引き受けてくれたので合わせてくれているのか。

初めて組む相手とは思えないくらいでした。

さて、藤原さんと奥野さんがやってきました。
奥野さんとも初めてですが、イギリスのトレバー ワイのクラスにいて。夏休みの一時帰国で、一緒に演奏してくれることになりました。

さて、オーバルレゾナンス。8時。
今日は夏休みのせいか、小学生の女の子を連れて家族で予約してこられた方もいました。うれしいです。

子ども向けのプログラムも入れておいてよかったです。

FBで繋がった人、お知らせを見て来てくださった方、たまたま飲みに来てくださった方、奥野さんのファンなどなどいろいろな方が来て下さいました。

アイネクライネナハトムジークでオープニング。

前回やったデュオとはまた違った編曲で奥野さんが1stで私は2nd、藤原さんは3rd。

また、全然違います。
奥野さんのアイネクライネは、軽快でスピーディ。おもしろい!

カッシーニのアヴェ マリア。
たっぷりの息で演奏される旋律を支えるのは本当に気持ちのいい経験です。

ロンドンデリーの歌、アマポーラ、みんなよく知っている曲を集めました。

にっこり❣️
楽しんで頂けたでしようか?

明日はスペイン居酒屋グラナダで、8時からギターの米澤努さんとジュリアーニです。


ピアノに学ぶ

2017-08-24 20:21:40 | 音楽

れんげ草の桃のスイーツ。
丸々一個の桃の種をくり抜いて、そこにカスタードクリーム入れて、甘みをつけたゼラチンでコーティング。
季節限定で、8月末まで。

昨日、ピアノのMTさん宅に持参して一緒に頂きました。
桃の味を邪魔しない適度の甘さで、絶品!しゃべるのを忘れて食べていました。

ピアノの幼児教育は、フルートよりもずっと進んでいるし、教材も豊富です。
経験豊かなMTさんに、情報を教えてもらっています。
もちろん、そのままでは使えませんが、いろいろ参考にさせていただいています。

手や身体を柔らかくするツルさんや、ゾウさんのポーズなどは、フルートを持つときの柔軟性を得ることができます。

絵のついた教材は、幼児が興味を持って取り組めるように工夫されています。

フルートのレッスンでも、こどもが、それに習ってカラフルな色を使っています。

こどもたちが、楽しんで学べるといいなと、思っています。


ピアノと合わせ

2017-08-23 21:53:21 | 音楽

今日の枚方は午後から集中豪雨。
「雷が近いな。」と、思っていたら、京阪電車の架線に落ちて停電で全線不通になっていました。

ピアノのAさんと合わせを自宅でしましたが、演奏しているうちに、雷に豪雨。
「洗濯物干して来たのに…!」と恨み節。
「最近、天気予報当たらなかったのにねぇ。」

2年ぶりのAさんは、仕事を持って、結婚して引越して、妊娠中でした。
つわりがひどいそうで、随分痩せてしまっていましたが、ピアノは、前回よりふくよかで豊かで素敵な音になっていました。

音楽が人を育て、人生経験がまたその人の音楽を育てます。

おもしろいなぁ。
これだから音楽はやめられない!



夏休みのレッスン

2017-08-22 22:05:54 | フルートレッスン

夏休みも後わずか。

レッスンに来ている人たちも、夏の思い出をいろいろ教えてくれました。
遠くに住んでいるお孫さんが、やって来たとうれしそうに話してくれた人は、亜麻色の髪の乙女を練習中。
「あまり吹けませんでした。」と、照れ臭そう。
「大丈夫。楽しみましょう。」

大台ヶ原に行って来たのは、中2の女子。
少したくましくなった身体で、ロングトーン。
息が太く入るようになっていました。

中1女子は、部活で真っ黒。
「2キロ走ったから、足が痛い。」
自転車で走っているうちに、段差を超えたらフルートをケースごと落としてしまい、メンテナンス中。
今日は私の楽器で、練習しました。
明日には帰ってくるそうで、ホッとしました。

5歳女子は、見た目にもわかるくらい身長が伸びました。
ピッコロのCDHの音で、リズム遊び。
すぐに音が出るようになってきました。

教室の他のみんなも、元気に夏を楽しんだかな?
音楽も、身も心も成長中です。

古本巡り

2017-08-21 23:18:38 | 音楽

今日は、Gさん、mさんと古本巡りです。いつもはmさんに運転してもらっていますが、体調不良で私が車を出すことになりました。久しぶりです。何年ぶりかな?

今日のお目当ては、トレーバー ワイ フルート教本。
これは1巻から6巻までのシリーズで、音作り、テクニック、アーティキュレーション、音程、呼吸法とスケール、応用編からなっていて、たまたま前回、5巻の呼吸法とスケールを手に入れました。

楽譜だけではなく、呼吸法の説明やスケールのやり方が詳しく書かれていてとても分かりやすかったです。なので、今度は全巻手に入れたいと思っています。

しかし古本は出す人がいなければ、ありません。さて、今回はどうだったでしょうか?

ブックオフ久世橋店、大久保店、宇治小倉店、枚方池之宮店を回って…。

残念。ありません。
しかし、おもしろそうな本を手に入れました。

「音楽の不思議を解く」ー音楽はどう生まれ、発展してきたのかー
坂口博樹著
帯の文に惹かれました。

ー音楽の知識は常に他の分野の知識とつながっています。音楽理論は数学や物理学などと、音楽は社会学や哲学、歴史学などと音楽マーケットは経済学や音楽とそして音楽全体は心理学や地球環境学そして世界の政治情勢にも影響受けながら人間の社会の中に存在しているのです。ー
いつも、私が感じていることです。
どう繋げるのか、読んでみたいです。

それから
「チャイコフスキーのピアノコンチェルトOP 23」絶対まだ弾けませんが、いつかは弾きたい。

「コード フォーム パーフェクトマスター フォーピアニスト」コードの本を何冊買ったか!今度こそこれでマスターしたいです。

最後は、「村上海賊の娘」2014年本屋大賞。ずっと気になっていたのですが、やっと手に入りました。

しばらく楽しめそうです。

Gさんmさんと久しぶりに車の中で、ゆっくり話しました。
mさんからは、お盆に帰ってきたお土産もいただきました。岡山のもも‼︎…のお菓子です。


それから瀬戸内紅茶柑橘系が取れる瀬戸内ならではのオレンジです。
mさんの故郷の香りがしました。

東南植物楽園

2017-08-18 19:13:37 | 紀行
沖縄最終日です。

東南植物楽園に行きました。


植物園ですが、
モルモットに餌をあげられます。

ここでも睡蓮がきれいです。

ヤギの赤ちゃんは、なぜか柵の外の細い溝がお好き。
スタッフも姿が見えず、平気みたいです。

バリケンというアヒルさんは、完全に放し飼い。
孔雀も、その辺を歩いていました。

カピバラさんは、キャベツが大好き。

このカメさんは、逃走して、懸賞金付で保護されたカメさんではありません。
同じ種類ですが

蓮池が夢のようです。

ティラピアと鯉にも餌をあげました。


機銃掃射の跡が残ったままのヤシの木。
楽園にも忘れない決意が見える沖縄です。