音楽の喜び フルートとともに

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焼きリンゴと父

2015-10-30 23:03:30 | 介助

今日はレッスンの後、実家に行ってデイサービスから帰ってくる父を迎える日です。
ここ数年、食事の量が減っていた父が復活。
前立腺の腫瘍を摘出して一年。気力がなくなって、歩かず、テレビの前に一日座っているのは認知症のせいかと思っていたら、食べるものを食べるようになったせいか、食べるもの食べるためなら、ささっとキッチンに移動して、冷蔵庫を覗いたり、果物を探したり、結構早く歩いています。
気力がなくなっていたのは、前立腺の腫瘍の影響だったのかもしれません。
もともと、認知症と体力、気力減は、必ずしも比例しないようです。

身体が元気になったのはいいけれど、食欲が増えて、5分置きに「何か食べるもんない?」と聞いてきます。

先週は、隣の部屋でフルートを吹いているあいだに、かさかさと音がして台所に入った音がしたので、気になりながらも、外ではないので危ないことはないだろうと、一曲最後まで吹いて、キッチンにいったら・・・

包丁で真っ二つにした紅玉の片割れが、キッチンのステンレスの上にゴロンところがっていました。

ベーコンを見つけて生のままかじっていたり、フリーズドライの味噌汁をそのままかじったり。
今のところからだには害がないので、おもしろいですが、ころがっている食べあとを見つけると、ちょっとぎょっとします。

今日は私も少し学習したので、練習の準備をしていると、かさかさと音が聞こえたので、すぐに行ってみると、父は台所に立っています。
「お父さん、どうしたん?」と聞くと「いやぁ、なんや?」これは、食べすぎをとがめられるかもとわかっているみたい。
「えーっと。今日の夕食は5時半から準備して、6時半に食べれるようにするね。」というと、
「わかった。」といってテレビの前のソファーに座りました。

練習中も準備中も、ちゃんと夕食まで座ってテレビを見て待ってくれました。

さて、10時ころ母が帰ってきていうことには、枝切りをして、ゴミ5袋も家の前に、翌朝出そうと置いておくと、朝になったら無くなっていたそうです。

どうも、下の階で一人寝ている父が、100mほど離れたゴミ置き場に袋を運んだらしいのです。

一ヶ月前にはそこまで歩いていくこともできなかったのに・・・。

元気になって他の心配がでてきました。
記憶がとどまらないのは変わらないので、まだらに帰り道が分かったり、わからなかったり。

見る方も、体制を変える時がやってきたようです。

今夜もやきりんご。
紅玉をスライスして、バターとシナモンと、お砂糖少々を振って、レンジで3分。
おいしいです。今日は父もぺろりと食べてしまいました。


クリスマスコンサートの準備

2015-10-29 22:56:16 | 音楽

今日はピアノのTさんと、絵本を読んでくれるY・Yさん、私で、子育てサロンでするクリスマスコンサートの打合せです。

昨年作った「くまの家族のクリスマス」の再演です。

今年は忙しいTさんに変わって、Y・Yさんが絵本を読んでくれます。

絵本はGさんが昨年のクリスマスコンサート以来、少しずつ加筆して、見違えるように完成度が上がっていて、正直びっくりしました。

みんなの力が合わさって、今年もすごいものができそうです。

Tさんとは昨年もやったので、安心感が違います。
それに、前回よりもずっとよくなっています。

Y・Yさんの持ち味は、アルトの深い温かい声。
ピアノを弾いていたので音楽がわかります。

通常の読み聞かせのように、絵本を主体に音楽をつけるのではなくて、音楽の中にセリフが入り、セリフと音楽が一体となるように読んで欲しい。

読むスピード、抑揚など、場面、曲が変わるたびに変わります。
本もめくらなくてはなりません。

結構大変です。

録音して練習することになりました。
スマホを前に置いて、絵本をめくりながらセリフをつけずに録画。
スマホを持っていなYさんのために、パソコンを使ってUSBに落としました。

それから、他の曲の打合せ、ハンドベルできよしこの夜を子どもたちで演奏してもらうことにしました。

以前にやったカノンをヘルマンハープ、アルトフルートと、フルートのために持ち替えで吹けるように
編曲し直して使うことにしました。楽譜作らなくっちゃ。

他にも楽しいことがいっぱい!


宮城道雄作曲 防人の歌

2015-10-28 20:49:06 | 名曲

宮城道雄作曲の「防人の歌」は昭和13年(1938年)44歳の時に作曲されました。
宮城道雄というと、春の海ばかりが取り上げられますが、14歳で「水の変態」を作曲。この曲もすごいですが、その後、たくさんの名曲を残しています。

箏曲=古典というイメージが強いですが、宮城は西欧音楽を取り入れ、オーケストレーション、西洋楽器と筝との曲を残しています。春の海ももともとはヴァイオリンとお筝のために作曲されています。
地歌のような歌い方ではなく、西洋声楽との曲、フルートとの曲。
また雅楽のドラや、笙など地歌では入れないような楽器を試し、それだけにとどまらず、胡弓を改良したり、他にも17弦や、八十弦など新しい楽器も何種類か作っています。

「防人の歌」は、
尺八、筝独奏、第一筝、第ニ筝、17弦、打物 3声の合唱による大編成の箏曲合奏曲です。

万葉集の中の、防人の歌といわれる句を8句を取り上げ、曲をつけています。
664年、中大兄皇子によって制定された防人は、前年に白村江で敗れたために、九州を新羅から守るために置かれた制度で、主に東北の貧しい人たちを3年間の九州の守りにつかせたものです。
3年と言っても、守られるかどうかわからず、お金持ちなら馬や船で行けたそうですが、大半は歩いて任地まで行かなくてはならず、帰路は旅費が出ないため、帰れなかったり、途中でなくなったりした場合も多くあったそうです。

今日よりは返り見なくて大君の醜の御楯と出で立つ我れは(今奉部与曽布)

  今日から、わたしは自分の身も家も省みず、大君の楯となって出征するのだ  

 今年行く 新防人が 麻衣 肩のまよひは 誰れか取り見む

  今年派遣されるまだ若い新防人。彼の麻布の衣の肩のほつれは、これから誰が繕ってやるのか

葦垣の 隈とに立ちて わぎもこ(我妹子)が 袖もしほほに 泣きしぞ思はゆ
(あづま歌)

  葦を結った垣の 隅っこに立って ひっそりと 送ってくれたわが妻。袖も絞るばかりに 泣き濡れていたあの姿が 心を去らぬない。

唐衣裾に取り付き泣く子らを置きてぞ来のや母なしにして(他田舎人大嶋)

  衣の裾(すそ)に取(と)り付いて泣く子供たちを置いてきました。母もいないのに

松の木の並みたる見れば家人の我れを見送ると立たりしもころ(物部真嶋)

  松の木がたくさん並んでいるのを見ると、家族が私を見送るというので、さながら松の木のように立ち尽くしていたことを思い出すよ。

庭中の あすは(阿須波)の神に 小柴さし 我はいははむ 帰り来までに

   庭の中にあるあすは(阿須波)の神に 小柴を捧げ 祈り続けよう、わが子が 無事に帰り来るまで、祈り続ける ただひたすらに

 大君の命畏み磯に触り海原渡る父母を置きて(丈部人麻呂)

  大君(天皇のこと)の命令に従い、磯づたいに海原を渡ります。父母を(故郷に)残したまま。

もも隈の 道は来にしを またさらに やそ島過ぎて 別れかゆかむ(あづま歌)

  何度もなんども 道を曲がって 長の道のりを ここ難波津まで 遙々ときたものを この上さらに 舟に揺られて故郷から 遠のいて行かねばならぬのか。舟に揺られて 故郷からさらに離れ


いつの世にも、中央政府から離れた東北の人や、南の端の人が国のひずみを背負って苦労を強いられる理不尽さは変わらないようです。
当時は満州事変の翌年、宮城は作曲を場を得るために、戦意高揚の曲を書いたこともあったようですが、この選句に人らしい心を忍ばせたと思うのですが、いかがでしょう?




ボックスアレンジ製作準備

2015-10-27 21:16:39 | 手作り

11月子育てサロンで、お母さんたちに制作してもらうのは、木の実のアレンジ。
昨日から、サロン手作り班の私とMさんとで作戦会議。

昨日、サロンの物置に見に行くと、昨年、集めたピラミーデのための木の実の残りがダンボール1個にいっぱい。一年ぶりに日の目を見ました。

セットにしてしまった分は全てはけてしまいましたが、もう、半端ものばかりかと思っていたら、そうでもない。
土を落として、5分以上ゆでて、ラッカーをスブレーしたものですが、色をかけたものも結構残っていました。

飾りの小さなプレゼントボックスも、少し残っています。これも使えそうです。
まず、近所のセリアとダイソーで、使えそうなものを物色。
①小さめ直径15センチのリース

②23センチ四方の額

④アクリル蓋付きの木製ボックス12×17×6センチ

条件は20分ほどで完成させる。子どもがそばに来るかもしれないので、危ないものは極力避ける。予算一人300円位まで。
リースには、ボンドか、ワイヤーでくっつけていきます。
額もボンドかワイヤー。
ボックスは、やってみると深すぎて小さな木の実は沈んでしまうので、ティッシュを下に詰めてみました。すると、ティッシュが見えて、安っぽい感じになってしまいました。
以前買っておいた水苔を入れてみると、いい感じですが、それでもけっこうティッシュが見えます。

「ボンドは乾かないと持ち帰りにくいし、ワイヤーは巻いておかないと、時間がかかりすぎるなぁ。」
「ボックスだと、ボンドで行けるし、乾かなくても持って帰りやすいし、これにするか。」

Mさんが、「ティッシュじゃなくて、ナフキンにしたら?うちにあるの持ってきてあげる。」
「クリスマス用の、赤い実もあるから、それ使ったら。」
「明日、ボックスを抑えて、飾りを買いに行こう。」
と、昨日はここまで。

今日は朝から、近所のダイソーで、ボックスを大量購入して、京田辺ダイソー平和堂店へ。
樟葉にはなかったクリスマス飾りの中の小さな金のたまが連なったオーナメント20mを100円で手に入れました。ばらすと一人10個ずつくらい飾りに使えます。
いかにも100均という風のあざやかな色の葉飾りではなく、木の実になじみやすいくすんだ色の葉かざり、3束をばらして使います。それから赤い実のバリエーション。
リボンが欲しかったけれど、色合いと幅がどうしても合わない。結局リボンは諦めました。
代わりに赤いものが少なかったのでラッカーを一本買って来ました。赤い松ぼっくりなどをふやします。あと、緑のモスが100円あったので、それも購入。隙間をうずめます。

さて、ティッシュでかさ増しし、茶色のナプキンを敷いて、細かい実とオーナメントはケーキを入れるアルミカップを使います。
見本も、足りなかったらお母さんたち用に使えるようにボンドを使わずに置いてあるだけですが、こんな感じ。

アクリル蓋があると見えにくいので外して撮影。

これなら、ボンドが乾いていなくても持ち帰れます。

横から見たところ。


ちょっといい感じでしょ。
4日に材料を小分けにして袋詰めします。


ロングトーンとスケールレッスン

2015-10-26 21:50:28 | フルートレッスン

土曜日はI先生のマスタークラスでした。

アルテ一巻で基礎から見てもらっています。
今日は、ロングトーンでFdurのスケールをゆっくり吹きます。
音のはじまり、ビブラート、音の終わりまで、一音が消えるまで、集中して吹き、音がなくなるとゆっくり息をとって、次の音。一音4拍。一拍60位の速さで、ビブラートは半拍に3つ位て入れます。

先生はじっと聞いておられ、ビブラートが不規則になってしまったり、音が揺れてしまうと、すぐ止まって、やり直し。ごまかしのない時間です。

次に、スケールとアルペジオ。
替え指は、効果的に使います。

音程やリズムが正確であることに加えて、上りに向かってクレッシェンド、下りに向かってデュミニエンド。おしまいの音も、ビブラートをかけて、二分音符で正確に止めるのではなく、ゆっくり消します。

タンギングとスラーとアーティキュレーションを替えて、とにかくじっくりと時間をかけて正確に吹くこと。
Fdurの場合は、ブリジアルキイを効果的に使うこと。
アルペジオはCの音程に注意。上がりがちです。

少し不安定だったりすると、すぐ止められます。

止めるだけでなく先生が、お手本を吹いてくださいます。

「学ぶ」という言葉は「真似ぶ」からきたそうです。
美しい先生の音を、真似をしていると、自分の音まで綺麗になってくるようです。






エゾジカ問題

2015-10-23 21:19:20 | 紀行

これは、旭山動物園で見たエゾジカです。

北海道固有の動物です。北海道開拓が始まる明治以前には原始の森に群れで満ち溢れていたそうです。
開拓が始まると木材が伐採され、乱獲も行われて激減したそうです。
1900年代初期まで禁猟と乱獲の繰り返しだったそうです。
ところが1900年後半になると、狩猟が解禁になったにも関わらず、増え続け、2000年代から、今に至るまで増え続けているそうです。2010年度には65万頭!

天敵のエゾオオカミの絶滅や、温暖化が増える原因という説がありますが、よくわからないそうです。
自然化環境の破壊、農林業を荒らす被害については深刻だそうで、対策がいろいろ考えられていますが、今のところ、決定打はないそうです。

群れはオス一頭に、メスが何頭かいるハーレム状態で生息していて、動物園でも、メスがたくさんにオスが2頭でした。

オスがメスに頭を差し出したので、何をするのかな?と見ていると、


耳の中を舐めて上げていました。

さすが、ハーレム、オス上位か?と思っていると、


ちゃんとお返しに舐めて上げていました。

その後、動物園のレストランで出てきたこれは、エゾジカバーガーとエゾジカコロッケ、それから、エゾジカ肉チャーシュー入りのラーメンです。

駆除した12%しか、利用されていないそうです。
殺されてしまうのならば、ちゃんと感謝して頂くことも大切ではないかと思い、可愛いエゾジカを思いながらも、美味しくいただきました。

味は、全然、油っぽくもなく、臭くもなく、と言ってとても柔らかく、クセがなくさっぱりしていて美味しかったです。


歌えば脳が活性化する。

2015-10-23 00:08:17 | 音楽

認知症の父を預かってくれる施設の見学に行きました。
デイサービスを週二日利用しているのですが、今の施設は、日曜日に休館になってしまうので、母も私も空いていない時にとっても困ります。

ケアマネージャーさんに相談すると、日曜日がOKな別の施設を見学してみたら、と誘われました。
行ってみると、25人ほど預かる小さな施設ですが、アットホームでいい感じでした。
ここは月極で一定金額を払うので、週二回利用では、割高になってしまいますが、土日の泊まりも利用すれば、こちらのほうが予約なしに入れたり、楽に利用できそうです。
もう少し進んだら、こちらの方がいいかも。選択肢は多い方がいざというとき安心できます。

それにしても、11月から1割負担だった通所費用が2割負担になります。そう聞くと安いようにおもわれるかもしれませんが、払う側からいうと、介護費用が二倍になるのです。
3万円で済んでいたのが、いきなり6万円です。これで、文句が出ないのが不思議です。
母は父を預ける日を減らそうとしています。ほとんど泊まりはできません。しんどいですが、お金がないので仕方ないって言っています。
もう少し進んでたくさん利用しないと行けなくなったらこちらの方がお得かもしれません。

説明の後、今日は、大正琴もボランティアサークルの方が来ていて、一緒に参加させていただきました。大正琴を伴奏にみんなで、歌謡曲や、童謡を歌いました。

演奏が始まると、父が突然歌いだしたので、びっくり。

夏の間、体調が悪く、意欲がなく、ほとんどじっとテレビを見ているだけだったのに、秋になって急に食欲旺盛になって、元気になってきました。
声も大きく、何より、少し離れて立ってにこにこ歌っておられるおばあちゃんを見つけると、そちらに向かって手を振ったり、投げキッスをしたり。
歌い終わるごとに、大喜びで手を叩いて・・・こんなに楽しそうな父は久しぶりに見ました。

音楽は本当に、人を元気にします。

秋になってから、食欲が旺盛すぎて・・・妹が言うには脳の満腹中枢がいよいよおかしくなってきたからというのですが、夕飯を食べてもすぐに「ご飯食べたかな?」と言い出しますし、夜中にお腹がすいて起きて、冷蔵庫のりんごや、バナナを食べていたりしています。
それだけだとまだいいのですが、最近は見ていないと、生のままのベーコンをかじったり、フリーズドライのお味噌汁のもとをそのままかじったりしています。
今日は私がお風呂に入っているあいだに、置いてあったりんごを半分皮ごとと、コーヒーのドリップ式の袋を食品と勘違いして開けていました。・・・見ていると本当におもしろいです。

意欲が出てきて、良いのですが、四六時中5分ごとに「何か食べるものない?」と聞かれるのでいくらなんでも閉口していたら、歌を歌っている1時間ほどは食べ物のことは何も言いません。

「これだな。」と思って、家に帰ってからも、i-padでyou-tubeのカラオケサイトで歌をだしてみたら、北国の春や、影を慕いてを「これなんや。こんなんできんのか。ふしぎやなぁ!」と言いながら、連続で歌う、歌う。

その間、食事のことは何もいいません。
ただただ受動的にテレビを見ているより、歌うと脳は活性化するのだと思います。



身体の軸

2015-10-21 21:02:24 | フルートレッスン

やっと、音が戻って来ました。少し痰が絡んでいる感じですが、身体のコントロールが聞くようになって、腹が入るようになってきました。

指が動いたり、楽譜どうりに吹く。ということだけでは、音楽は心地よくなりません。
身体を使って吹くことが大切です。

何も大げさに動いたりすることとは違います。

呼吸することと、体の動きは結びついていて、人の身体を使って吹く以上、自ずと吹きやすい自然の動きというものがあって、人によってそう大差はありません。

身体をよりよく使うことが、必須。

真っ直ぐ立ち、足の裏のかかとから、つま先に向かって、重心を動かしてみてください。
外から見たら、ほとんど動いているように見えないくらいの動きですが、ゆっくり何度もやっている間に、体の軸が動いているのがわかってきます。

その軸を使って、フルートを吹くと、音がよく響きます。

毎日やってみてください。


風邪ひいて辛いので、また動物クイズ。

2015-10-20 22:58:50 | 紀行

まだ風邪気味。
でも心配ご無用。
普通に洗濯して、掃除して、食事を作っています。
おかしいのは演奏する時だけ、身体の軸が定まりません。じっとすることは出来るけれど、呼吸が浅い。PM2.5が飛び、あきの花粉の時期が来ているので、そっちの影響かもしれませんが。
気道が細いのとアレルギー体質。この二つはずっと付き合っていかなくてはいけない、私の特質です。
これで、機能することがチャレンジです。

で、一日出てないのでまた北海道の写真を出します。なにせ、旭山動物園と札幌の円山動物園と、動物園二箇所行ってしまったもので・・・。こんな大人いないのでは?!

クイズこれは誰でしょう?ヒント、下からみたところです。よく見ると、肉球が見えます。


答え、ユキヒョウの夫婦ヤマトとジーマ。ヤマトは旭山動物園生れ、ジーマはライプツィヒで生まれて、円山動物園に行き、そこからヤマトのお嫁さんとしてやってきたそうです。とっても仲良しです。


この後ろ姿は誰でしょう?もうわかったちゃったかな?


答え、アムールトラ。タツオくん。王者の風格でした。体も大きかった。やはり絶滅危惧種で、動物園で飼い、種を保存する必要があるそうです。


これは、もしかして・・・。


やっぱり・・・


ワニ目 クロコダイル科 ガビアルモドキ 危惧種ではありませんが、数が減っていて、動物園で繁殖技術確率を努力されているそうですが、卵は生むようになったそうですが、まだ、子どもをつくるところまでいってないそうです。


モフモフに戻ります。
この黒い子は誰でしょう?


身体は大きいけれど、意外につぶらな瞳がかわいいヒマラヤグマ=ツキノワグマでした。

この子はマレーのツキノワグマだそうです。女の子のみなみちゃん。絶滅危惧種です。
日本にいるのはニホンツキノワグマといって、この子より少し小型で、害獣駆除として捕獲が許されているそうです。

今日は、風邪早く治そうと思います。おやすみなさい。


風邪とフルート

2015-10-19 22:07:19 | フルートレッスン

北海道へ行って帰ってきてすぐ、温かいから身体が油断したせいか、風邪ひいて熱を出してしまいました。

ご馳走を食べ過ぎて、胃腸が疲れたのもあるかもしれません。いろんなものを溜め込み過ぎたら、次は出さないといけないのが自然の摂理。
私の場合は熱となって出ていくことが多いです。
熱は漢方薬で下げましたが、一回炎症を起こした喉の腫れは、簡単には引きません。
6日経ちましたが、まだ身体がいうことをききません。

しかたないので、風邪を引くと、音はどう変化するのか?ということを観察してみました。
熱が出る予感の日は、身体が重くて、吹いてみたら、やりにくかったスケールなんかが、スラスラふけます。いつも力が入るところに入らず、いい感じ。ただし、なんか疲れやすい。
旅の疲れかしら?と思っていたら、その夕方熱が出て、「吹きにくくて、しんどかったのは、熱がでてたからだったんだ。」と、ようやく気付きました。通常と違うけれど、5日も吹かなかったせいで、風邪のせいか、練習不足のせいか、わからなかったのでした。

次の日は流石に寝てしまい。
一日、練習したら、うまくなるか?寝ていたほうが、早く治した方が、うまくふけるか?と考えていましたが、結局、夕方不安に負けて一時間ほど吹きました。

次の日は、朝からレッスン。
熱は下がっていたので、起きて吹きました。
しかし、耳がヘン。
音が遠い。録音してみたら、低い。
低い音が、すごく響くけど、高音がかすれます。音程も全体に低いです。
とにかく耳がだめなので、録音しては調整、調整しましたが、ここは低め、ここは高めなんて、いちいち書かなくていけないほどひどかった。

昨日まではそんな感じで、ピアノ合わせ。
昼間は薬が聞いていたのか、元気だったのが、合わせも終わって夜になって、ウィルスをやっつけるための痰が出だして、咳もでます。
悩んだ挙句、たんを切るための漢方薬を飲みました。

今朝、熱も下がったけれど、今まで、ウィルスを出すために、ハイテンションになっていた身体がドーンと下がった感じで、どうも、体から音が出ない。
身体が冷えて、硬くなって動かない感じです。

身体のテンションが運動しても、歩いても上がらない。

薬のせいか、治りかけのせいなのか?
またしてもよくわからないかった。
一つ分かったのは、熱はでても、音楽にとっては悪くない。ということ。おもしろいです。