音楽の喜び フルートとともに

フルート教室  久米素子 松井山手駅 牧野駅 090-9702-8163 motokofl@ezweb.ne.jp

同級生

2014-04-30 22:20:22 | Weblog

馬酔木?いえいえ、ブルーベリーです。3年目。去年もたくさんつきましたが、今年はもっとたくさん花がついています。この分ならジャムも作れるかも。



26日プレイアディのコンサートに行った時、大学時代の同期の友達Yさんから、「ランチに行ってからいきませんか?」と誘われたのに、午前中レッスンしていたので、我慢。

会場に先に行って待っていると、Yさん、Hさん、Y・Oさんがやってきて一緒に座りました。
「息子が福山に行って寂しいわ。」と言うと、「うちなんかもうだぶ経つから、なれたわ。」とYOさん。
「うちも、もうだいぶになるわ。」Hさん。
「半年位かな、寂しいのわ。」

そうか、私だけじゃないのね。
元気ださなくっちゃね。
やっぱり聞いてもらうと、少し元気が出ます。

ランチ行けなくて、あまり話せなかったけれど、少しでも話せてよかった。
先輩たちがコンサートを開いてくれたおかげです。
私もがんばろう!





福山

2014-04-29 21:40:53 | 子ども

八重山吹。春は花が多くてうれしいです。



GWが始まる前に、次男のいる福山に、3月に運べなかった荷物を持っていきました。
26日、谷町4丁目のプレイアディのコンサートの後、天満橋の職場で仕事をしていた夫と合流。
福山に向かって走りましたが、さすがGW前で空いています。

大きな声では言えないようなスピードで、昼食を食べていない私のお腹も無視。
夫がハンドルを握り続け、二時間半で福山駅からなお20キロほどいった松永の次男のマンションに着きました。
「早かったなぁ。」と次男が降りてきました。
5階まで人力で、往復して荷物を開くと、グラブと、ボール、水着、夏服、ジューサー。、ソコン(二台目…夫のおしつけ)、座椅子(夫の仕事のサンプル)それから、ライトノベル、漫画、美少女フィギア、その他。

「こんなもん、運ばされてたんか。」と夫が一言。
次男は今、ラノベ命ですから。
「今晩、片付けとけ。」と夫に言われて「へーい。」と次男。
翌日、「3時まで片付けていたから、早く来たら寝てるからドアあけとくから勝手に入って」とメール。
「買い物してから行くか。」と近所のスーパーニチエーによってみました。

店は広いし、コストコフェアで、コストコのでかいピザや、チーズ、試食もあります。
穴子寿司と、かにの押し寿司(こちらは大阪名物と書いてありました。)
びっくりしたのが、おじゃこ。500g500円!この量、半端ではない。
次男に分けましたが、ブルガリアヨーグルトの大箱にいっぱい。それでも、その3倍位のこっています。
さすが港町。

床の上にレジャーシートを敷いて、3人で朝ごはん。昨日次男が買っておいてくれたあのおいしいパン屋さんのパン。お寿司。福山は本当になんでも美味しい。

後買わないといけないのは、「勉強机で食べるのはも嫌だ。」という次男の主張で、ちゃぶ台。
「電子レンジがないなんて、信じられないって、友達に言われた。」・・・私が要ると言ったのに、夫がいらないと言い続けたレンジです。
結婚前、一人暮らしの夫の部屋には、冷蔵庫と、まな板と包丁しかなかった。冷蔵庫の中にはビールとポテチだけ。ガス台もなかったんですよ。

次男はガッツリ、料理をしています。
「ご飯が残ったら、おにぎりにして冷凍にできないし、カレー作っても残ったからって冷凍できないから、一人分のカレーなんかつくれないよ。」だって。

説得にも実感がこもっていて、ついに夫が折れました。

炊飯器と、湯沸しポットが床の上に直においてあったので、レンジ台も買いに行くことにしました。

近所のリサイクルショップでシンプルな棚を900円で購入。

「ここまで、歩いて来たら、えらいことになった。」
彼の聖地 TSUTAYAも、この近くです。歩いてきたらしい。
「自転車お願いします。」
ホームセンターナフコで、ちゃぶ台と衣装ケース、自転車を購入。
次男は自転車にのり、エディオンに移動。
レンジと、タコ足のタップを買い、向かいにある大型スーパーYUME TOWNで、水と、100均のハンガーやフック、整理用のかごなどを買って帰宅。

炊飯器やレンジを買ってきた棚に入れるとぴったり。下の段にジューサーも置けます。
壊れたスーツケースに山積みしてあった衣装を、衣装ケースに整理して詰め、流し台の下を100均のグッズで整理。

整理がある程度すんで、段ボールを車に運んで部屋をきれいにしたら、
次男がボツリ「ようやく、文明化した気がするよ。」

「あとはネットだ~。」ネットは申し込んでから時間がかかるからまだです。

「なんか、あいつ勉強してる気がしないな。」と夫。
うーん。一人暮らし満喫してる感?とういことで、環境は整えた。あとは息子よ勉強も頑張って。


マンドリンアンサンブル「プレイアディ」第7回演奏会

2014-04-28 23:13:31 | コンサート

26日土曜日、午前中、実家の松井山手でレッスンした後、谷町4丁目のルーテル教会で開かれた大学の先輩のマンドリンアンサンブル「プレイアディ」のコンサートへ出かけました。
山手の実家から駅に行く途中の民家の木香薔薇。
毎年すごい。ガレージの屋根が薔薇に侵食されてもう原型がわかりません。

プログラムは
メッツァカーボ マンドリニストの行進
ムニエル ドン・ジョバン二のセレナード
カタラーニ 夕べの間奏曲(オペラ「ラ・ワリー」より)
ムニエル 宝玉の舞曲
シベリウス アンダンテ・フェスティーヴォ

ボッケリーニ パストラーレ(ギター五重奏曲 第4番より)
マンドニコ ティペラタトゥペティ
レスピーギ リュートのための古い舞曲とアリア 第3組曲
アンコール 映画音楽 ライフ イズ ビューティフル

第7回。
アンサンブルとして一つの曲を完成するまでの道筋は、並大抵でなく
一人一人のテクニックの向上、音質の他に、アンサンブルとしての一体感。
指揮者が実現したいと思っていることへの理解や、情報伝達の徹底。
そして、純粋に一つの目的に向ける熱さ、意欲を一人一人が持っていて、お互いに高めあっていること。練習時間の多さ、そして一瞬の集中力。
一朝一夕にはできません。

今年、何か一線を超えた気がします。
特にピチカート表現のアンサンブルは、最高。他に聴いたことも無いほどよかったです。

本当にすごかった。


アザレア

2014-04-25 22:52:23 | 介助

うちのアザレア ヘルムートフォーゲル。小さい鉢ですが、今年もよく咲きました
4月5日
4月10日
4月23日

西洋つつじとも言います。19世紀、日本のサツキと、中国のシナノサツキをベルギーで交配させて作ったそうです。アザレアだけで、2000種類、サツキ、ツツジ属の品種改良は歴史が古くインド、中国、ベトナムでも行われ、日本でも江戸時代に流行って、大勢の人が楽しんでいたそうです。

花が咲く時の爆発力を見ると、この花を愛する気持ちがわかります。

今日は母がいないので、夕方から父を見ます。
7時前に夫も実家に帰ってきて、長男も一緒に夕飯を食べました。
父のおかげで、親子も団欒。

そのうち、長男が仕事に出かけ、10時を過ぎても、母が帰りません。
「もう、先帰っとく。」と夫が帰ったら、メールが来ました。
母から「今、田辺につきました。遅くなったから先に帰っても構いません。」

「お父さん、帰るわね。今お母さん田辺だって、もう帰ってくるから。」というと、「お母さん、遅いなぁ。どこに行ってたんや。」
「内代。」
「ふーん。何してたんや。」
「お稽古。」
「もう、帰ってもええで、お休み。」

少しの時間ならひとりでも大丈夫だろうと、思うことにして帰宅しました。
やっぱり少し気になります。





甲東園 再び

2014-04-24 20:58:54 | 音楽

今日は久しぶりに甲東園のピアニスト中田百合子さんと、合わせでした。
甲東園駅近くのコンクリート3階建ての民家は、この時期、緑に飲み込まれています。


春の勢いといったら・・!!。

5月3日に中田さんの生徒さんの発表会におよばれ、
中田さんの伴奏で演奏する機会を逃すわけにはいきません。
曲はポップのヘンデルの「リナルドによるファンタジー」

「CDも、youtubeも探したけど、見つけられなかったけれど。」
「そうなんです。有名なものは大体やったので、探して探して。」
「どこで見つけたんですか?」
「楽譜図書館。」
多分、日本では発行されていないと思います。
「音源無しですか?}
「はい。」

というわけで、やりたい放題。
ポップの指示は、ただfとあって、それもどこまで?というほどfのまんまです。

fで、演奏されてどこまで、人は耐えられるものか?
「ここで、pにして、また上げましょうか?こっちも。」と中田さんのセンスが光ります。
「なんにも書いてないけど、巻く感じでいきましょうか?」

「間奏の後の、カデンツァはテンポを変えていますか?」
「はい。」
「全く間奏と関係ないテンポだと、支えがなくてゆれちゃうから、同じテンポで始めたほうがいいですよ。」・・・! なるほど、そこから揺らすと、ピアノとも合い易い。

あっという間に楽しい時間は過ぎてしまいました。




バッハとヘンデル

2014-04-23 21:59:51 | 音楽

ブドウムスカリ 4月6日、実家に咲いていました。もうそろそろ終わりです。
母に「青い花がうちには少ないから、すこしちょうだい。」と頼むと、「いいよ、持って行き。球根掘り下げたらね。」と言ってくれたのは3年くらい前。
すっかり忘れて今年も、球根を植えてしまっていました。
私は、この花を見てはそのことを思い出します。「また、遅かったか。」と


今日は、一日練習。
午前中は、スケールと分散和音。午後は、バロックシリーズ
ヘンデルの11のソナタ、ベーレンライター版で、1番から11番まで全部。
その後、バッハのソナタBWV1030,1032,1034.1035
シチリアーノBWV1031 管弦楽組曲のBWV1067 ポロネーズ、バディヌリ.

1685年プロイセンで生まれた二人の天才は、生涯会うことがなかったそうです。
バッハの方はヘンデルを意識していたそうですが、ヘンデルは、流行作家で、問題にもしていなかった。と言われています。

演奏してみると、ヘンデルは器楽曲であってもメロディックで、歌える曲が多いです。
情緒的で、この曲は、明るい気分で快活、この曲は悲しい気分、暗い気分などとはっきり分かることが多く、気持ちを込めて演奏することで、より感情を刺激される感じです。

バッハは、気分というより、演奏している最中は大きな建物のブロックを一つずつ積む作業を、淡々と、しかししっかりと体を使ってする。すると、現れてくる巨大な建造物。
さて、何が現れたのか?恐れ多くて一言では言えない・・・そんな感じがします。

まあ、大雑把な感想で、バッハの中でも情緒的に寄った曲もあり、ヘンデルも、構築的な曲もあります。同時代だけあって、作り方も似ています。

さて、テレマンはどうかしら?というところで、時間になりました。
今日は、おかげで背中に一本筋が通ったような一日になりました。





1%

2014-04-22 20:25:17 | 本・映画など

アンジェリカが咲きました。数年前、京都の北山の植物園で出会ってから、ほれこんでずっと待受にしていました。生協さんで、球根を売っているのを見つけて昨年の秋、植えました。
これでもチューリップです。きれいでしょ。


野球を観戦する時に、昔は、みんな同じ席で、贔屓のチームを応援した。貧しいものも、富める者、大人も子どもも同じチームを応援する一体感による楽しみがあった。
ところが、最近では、富める者はガラス張りの特別室で出て行く時も入る時も誰にも会わずに応援する。

特別室で応援するようになるのが、アメリカンドリームと思われていたけれど、子どもたちは生まれた時からその環境で育ち、いつ共同体感覚を育てる時間があるのだろう?

マイケル・サンデルさんが、白熱教室で言っていました。

今日、クローズアップ現代で、アメリカの富裕層が、税金を払って得られる行政サービスに不満があると自分たちで独立した自治体を作り、アメリカの税金を払うことから逃れ、お金を払って、自分たちのサービスを買っていると、報告していました。

そのため、税収の少なくなった他の自治体が、貧しい層へのサービスを減らさざる得ない状態が続いているそうです。

「税金が貧しい層にばかり使われていて、自分たちには使われていないから。」と、富裕層の一人は言います。その自治体に金持ちばかりが集まりつつあるそうです。
また、どうやれば、その自治体のように独立できるか?と問い合せてくる富裕層も多いそうです。

独立した自治体では、2分でパトカーが来て、万全のセキュリティがしかれ、一方で、金持ちが流出した自治体では子どもたちの教育費が減額され、公立病院が補助金不足で閉鎖されなければならない。

かつて貧しかった親世代は、特別室の孤独と栄光もしりつくしているけれど、子ども世代は、自分たちの無知に気づきようもない。

お金を払って得る自分たちだけへの特別サービスへの正当性を疑いもしない。
しかし、その得たお金は社会から得たもので、それらのサービスを多かれ少なかれ利用する環境に生まれたことで可能だったこと。

アメリカの1%の富裕層が富のほとんどを独占し、そのほかの人との格差は広がりつつあるそうです。

その1%は、世界の富もかなりの割合で独占しています。
こういうわがままが世界をリードしているのでしょうか?






仲間

2014-04-21 21:44:13 | 音楽

ディモルフォセカのエリザベスとムーンライト。うちの庭に来て3年目。
今年も咲きました。
今が一番たくさん咲いていますが、結構強くて、秋まで咲きます。水をどんどんやらないと、すぐぐったりしてきます。


今日は父の検診で関西医大へ両親を連れて行ってきました。
一年前、前立腺の腫瘍をとった時に、ガンのマーカーが上がっていて月一で、検診を受けていました。今日の結果は、0.7
「多分、一生ガンについては心配しなくていいでしょう。」って先生に言われました。よかった。
「明日死ぬんか?」と父はジョークのつもり。
「まだまだ、死なれへんて。」と私。

会計に行こうとしたら、「先輩!」って、大学のマンドリンクラブ時代の後輩Tさんに会いました。
彼女とは高校のブラスバンド部の頃からのお付き合いです。とっても懐かしい。
父に紹介したら、「べっぴんさんやなぁ。」って、そういうところは認知症になっても変わりません。
病院で会うなんてドキッとします。しかし、「大丈夫。」ということで安心しました。
みんな、元気でいてね。
絶対に、絶対に、また会いましょう。

日曜日にI先生のレッスンに行ったら、いろいろ、直されました。
今になっても、追いかけ続けることができるものがあるのは、幸せです。
これでいい、というようなことは、一生ないかもしれません。
それでも、今回の演奏でも、前回の演奏に比べれば別人。
私にすれば、大きな変化。
昨日の練習の時からでも、もう、音は変わってきています。
それが、面白い。

変化し続けること、それが、生きること。死んだら変われない。
音楽はそれに十分答えてくれます。

つらい時、悲しいとき、寂しい時、どんなときにも、私には音楽があって本当によかった。
そして、それに出会わせてくれたのが、高校、大学の部活の仲間。
また、会いましょう。


美しきロスマリン

2014-04-18 21:34:57 | 名曲

フリッツ・クライスラー(1875~1962年)というと、ヴァイオリンの名手。オーストリア出身、ユダヤ系。
フルートの曲は書いていないので、ヴァイオリンに書かれたものをフルートに編曲して、演奏されます。
重音奏法や、ピチカートのようなデュミナークを表現するのがフルートには難しいのですが、ゴールウェイが果敢に挑んでいます。

「美しきロスマリン」Schön Rosmarin
ゴールウェイの楽譜で、私もやってみましたが、なかなか大変でした。
小品といえど、結構テクニックが必要です。

クライスラーは、オーストリアに生まれ、第一次大戦では従軍し国のために戦い負傷までしましたが、ナチスにオーストリアが併合された時に、フランスに脱出し、その後アメリカに移住しました。

明るく、快活な性格だったとありますが、
昔の作曲家が書いたものを発見したと、30年余り自作の曲であることを隠していて「聴衆を小馬鹿にしている。」などと非難をうけたこともありました。
クライスラー自身は「他のバイオリニストが演奏しにくいから。」と言っていましたが、

明かしたのが、1935年アメリカ移住後。
フルトベングラーがベートーベンのコンチェルトを演奏した時に使われたカデンツアがユダヤ系のクライスラー作であることを、ナチスの圧迫のために隠さなくてはいけなかったことなどを考えると、ことはそう、単純ではなかったと私は思っています。

1941年に交通事故にあい、記憶障害や視覚障害が残り再起不能と思われましたが、復帰しました。1962年にも交通事故にあい亡くなりました。

ロスマリンは、女性の名前だと言われています。調べてみたらローズマリーのドイツ語読みでした。
うちの庭にも、今咲いています。
あまり派手ではなく、清楚な美しさのある花です。そして、雑草のように強く、さわやかな香りがあり、魚料理の匂いづけなどに使われる実用的な植物でもあります。

花言葉は「追憶」「静かな力強さ」

曲を演奏する限り、夢見がちで美しいですが、あっちへはねたりこっちへはねたり、結構お転婆なお嬢さんでもあったような気がします。


お茶とお菓子

2014-04-17 22:29:46 | 子ども

花桃の京舞妓。かわいい。


今日は、MさんGさんとお茶をしました。
「おはよう、これ。」Gさんはポテトチップスじゃあじゃあ麺味持参。
いつも、珍しい味のスナックを探して来てくれます。
しばらくすると、Mさんが、「おはよう!これどうぞ。」
手作りのおはぎ。
おいしいんですこれ。
Gさんにも、お土産に一パック作ってくれています。
暖かいお茶、お菓子。
気の置けない話し。

どんなときも、支え合う友達はありがたいものです。

辛いことも、寂しいことも話したことで変わったりはしませんが、誰かにきいてもらうことで、一人ではないと思えてきます。
そう思えれば、心に余裕ができて、対処する勇気が出てきます。
本当に大切な友達です。