りぼんの部屋

22歳の猫を看取った50代のりぼんです~♪
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少女時代に、体験したこと~田舎での暮らし

2023-04-08 15:10:00 | 日記

朝ドラを毎日観ています。

先日、酒蔵に主人公の姉が入ってしまって、「女は穢れている」

との話がありました。

それで、私自身、九州の田舎で過ごした少女時代も男尊女卑で色々あったことを、

思い出しました。

 

(今まで、ブログに書いたことと重なるかもしれません。)

私は、小学6年の途中まで、中部地方の半都会の団地で核家族で暮らしていました。

それが、急にサラリーマンだった父親がお寺の跡継ぎになることになったので、

一家で九州のド田舎の古いお寺に移住。

 

お寺には、祖母と血の繋がっていない祖父がいて、

私にとっては、カルチャーショックが多く、

男尊女卑をマジマジと感じることが多かったですね。

言葉も習慣も異なるのに、お寺での生活に馴染めず。

何も知らないので、失敗をしてばかり・・・。

 

田舎では、新聞は祖父が最初に観るものと決まっていて、

一度、私が先に観たら怒られてしまったり。

お風呂も、祖父・父・弟と、男性が先に入るのが当たり前。

お手伝いも、跡継ぎである弟は、しなくて良いそうで。

妹は、お手伝いが嫌だから逃げ回り。

お小遣いや、何か買って貰えることも、跡継ぎが多い。

 

土日も、お寺で行事がある時には、台所の手伝いが当たり前。

近所のお手伝いに来ているオバサン方に混じって、

お椀を拭いたり、お椀を並べたり・・・。

それが影響してか、お茶碗を拭いたりするのは、なるべくやりたくないし、

家事は苦手になってしまいました。

(お茶碗は、食器乾燥機を使っています。)

 

たまらず、中学生の頃、母親に「元の生活に戻りたい(サラリーマンの)」

と言ったら、

お寺の本堂で正座させられて、父親に、「嫌なら出ていけと言われたり・・・

色々ありました。

今、考えると、父親がお寺の跡取りにならなかったら・・・

私は、精神の病気になっていなかったような気がします。

まあ、今更そんなことを言っても仕方ないんですけどね。

もしも、九州に行かなかったら、職場先で結婚することになった夫と、

出会わなかったわけで。

夫と出会わなかったら、結婚していなかった可能性もあり、それは困ったことに

なっていたでしょうね。

一番の私の理解者は、親ではなく、夫ですから。

「お寺の娘はお寺に嫁ぐのが一番幸せ」とも、亡き父には言われたことが、

ありましたが、私にとっては、お寺での生活はシンドク、

サラリーマンの夫に嫁いで正解でした。

もちろん、だからと言って、全てが順風満帆だったわけではないのですが。

(私の実家のお寺の宗派は世襲制で、跡取りが出来なかったら、お寺を出ていかねばなりません。子供に恵まれなかった私には、辛いものになっていたかもしれません。)

 

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2 コメント

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Unknown (yo-サン)
2023-04-08 23:22:04
しみじみと拝読いたしました。
恰も私のクライエントさんのお話を傾聴するかのように。

このように記述をなさることで、意識下にあったものが
顕われ負の部分(勿論そうでないこともありますが)が
クリアーされて行くと存じます。

仏教にも古くから女性蔑視的な面は多くありました。
「女人禁制」なんてことも、現在でもありますね。
真宗中興の蓮如の「御文」(御文章)
の中にも「五障三従」
(ごしょうさんしょう)等とよく出てきます。女性は
「極楽往生」が出来ないと言われた障害の意味なんです。

蓮如は「女性であっても阿弥陀仏の本願によって救われる」
と仰いましたが。

人は、良きにつけ悪しきにつけ成育歴が現在の自らのあり
ように大きな影響を及ぼしていますね。しかしながら、
りぼんさんは、これら過去のことはもう赦しておられる
のだと存じます。そして今を生きることを全肯定なさって
おられると感じさせて頂きました。

それでは今宵これにて。
URL欄に、拙ブログ「女人哀歌」の章を貼らせて頂きました。
ご笑覧下さい。yo-サンこと 釈豊照でした。
yo-サンさんへ (りぼん)
2023-04-09 08:50:39
おはようございます。
コメントありがとうございます。
私は、50代半ばになるので、
俯瞰して、自分の人生を振り返ることが出来ているのかな?と思います。また、精神的にも落ち着いているからかもしれません。

ちなみに、実家は弟が跡取りですが、
弟の娘(私にとっては姪)は、お寺でもお手伝いはせずに、大きくなったようで、
私の少女時代とは、まるで違うようです。
数年前、お寺で、亡き父の弟の法事があった時も、出席せず、庫裏で寝ていたと聞きました。それが許される時代なんでしょうか?これも、ショックでした。

御文章・・・懐かしく思いました。
URLも貼り付けてくださって、ありがとうございます。

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