暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

ボコボコ

2024年05月18日 | 古民家
 隔たりに悩み初め・・・気持ちの悪さに驚き・・・
穴ボコだらけの人生と・・・モグラ叩きを続ける自分がいて・・・
疲れ果てた先に待つ人生と・・・夢は語りたいと悩み始め・・・
輪廻の迷いに侵される速さに、若さは仇となり・・・
陽気に語る世代の溝は・・・容易く変えられない・・・。

言葉は届いても、両の手で塞がれ・・・
理解する体は幼く・・・不器用な笑顔に大人の香りがして・・・
詰め込まれた知識にごまかされ・・・
伝統の技を手渡されても、思い通りにならない経験の差がもどかしいように・・・
向き合う永遠の時間と修行は、一口づつ折り返し・・・
生き急ぐ一方通行は立ち止まり・・・戻る時間が無駄に感じるけれど・・・
失敗や挫折を魅了する・・・暮らしの仕草が癒しになる・・・。

天変地異に囲まれて・・・明日をも解らない居場所に立ち・・・
明日をも知れない命があっても・・・
それは1年後か・・・50年後か、100年後なのか・・・
今が最良と・・・伝えるまでに、自然が暮らしを支えてくれているのなら・・・
今が地獄は・・・人の暮らしの成り立ちで支えられなくなり・・・
子供と大人の悩みが同じ方向に進んでしまえば・・・
未来の心は育たなく・・・
子供らしく、あるがままのワガママな夢は・・・
小さな手の中で消えてしまう。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

遺産

2024年05月17日 | 古民家
 忘れられた場所に心は集まり・・・
夜毎、座談会が開かれると聞く・・・
永遠を駆け抜けた暮らしの跡は、家族そのものに・・・
集いの数だけ・・・どこか、大人のいやらしさや・・・
歴史の必然があるとしても・・・
人のエゴに載せられた人の欲の渦が・・・
後に、アートと思わせるほどの遺産を造り・・・
今もそこかしこで・・・語りは続いている・・・。

白黒光る目に・・・2℃低い廊下を歩く薄暗さは・・・
古びた病院を想い出し・・・
低い天井の雑な仕上がりは・・・勢いある時代と、止まった頭にうんざりし・・・
100年も前から建ち続ける祠と同じくらい変わりなく・・・
囲われた建物に守られ、居心地良く・・・変わらない時を過ごしているのかも・・・。

止めた時間か・・・無くした時間か・・・
歩みに疑いなく・・・変化を求めない何者かが、唸るほど住み着いて・・・
躍らせるには多すぎる歴史に・・・人の時間は色を無くし・・・
踊る欲望が祈りに移れば・・・集まりで交わした約束も真実に成り得ると・・・
ウソと偽りが文化に化け・・・遺構や遺産に育ち上れば・・・
探し出された悪戯の跡に・・・誰が始末で締めるのか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

救世主

2024年05月16日 | 古民家
 艶消しの道を進み始めて不安を恐れ・・・
きらびやかな明かりを探しながら・・・現実は横道に外れ・・・
その気も無いのに、気分持たせの愛想笑いは・・・
持って生まれた処世術になり変わり・・・
大人相手の世界で培った・・・偽りだらけの遊びの中で・・・
折れる心はいつしか太り・・・真綿で包んだ姿になる・・・。

デタラメな工夫は大きなウソを運び・・・まやかしだらけの暮らしに華を添え・・・
間違いだと気付く内が華だとごまかしていても・・・
存外、やな感じだと言いもせず・・・笑い話と自慢話が掛け算して・・・
まあいいや・・・で、どうにかなるはずと・・・
大らかな世だと言えなくも・・・いい加減な時代と安堵し・・・
もっと意地悪で・・・切実な困りごとが多すぎて・・・
些細なウソは上手くなる・・・。

騙されるやさしさが愛される秘訣と・・・
騙す賢さが・・・豊かになれる秘訣ならと・・・
綱渡りで歩いた先に叶う夢もあり・・・変わり者に救われるマンネリには・・・
謎を解く・・・傾奇者が現れて、世間を騒がす核になるけれど・・・
変わり者が姿を消した・・・不適切で無い世の中に・・・
救世主の姿は目にも止まらず・・・歴史の端を過ぎて行く。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

笑笑

2024年05月15日 | 古民家
 涙で笑う時がある・・・笑い悲しむ人がいる・・・
愚痴で笑う過去もあれば・・・笑顔で怒る芸がある・・・
どんな時にも笑顔を絶やさない・・・
相反する暮らしは・・・不平な時ほど現れて・・・
身なりを正して、猫かぶりだけでは見えない景色も・・・
悲しみの途中に咲いた花になる・・・。

映画で泣き笑い・・・誤魔化すほどに名画と讃えられ・・・
肩で風切り、正義を奮い・・・
影響受けて、素直が暮らす・・・正直モノの町がいた・・・。

1000年も有り続ける町が、世界にはあれど・・・
1000年残る企業は少なく・・・人は1000年生きる事は無く・・・
個がダメなら繋がり残し・・・想いを預けて決めてしまえば・・・
後悔に後戻り無く・・・預けて任せる乱暴な世に・・・
自然の悪だくみも混ざり合い・・・おもしろい化学反応が生まれでもしようものならば・・・
笑わずにいられない・・・良きにはからえと口にして・・・
落ち込む明日に、笑顔が振り返り・・・
しかめっ面の裏には・・・福の神。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビー玉色

2024年05月14日 | 古民家
 染みる風と・・・青い香り・・・
木々のすえた匂いに吸い寄せられ・・・
留まり刻み、数えて重なり・・・老いや記憶のもどかしさに後退りしながら・・・
久方ぶりの田舎に、大した執着の無い頭をフル回転して・・・
ここぞとばかりの真面目さと、卑屈さを隠しながら・・・
かくしゃくとした足取りに我々忘れ・・・
存外低く・・・小さな橋を渡りながら、成長しすぎた跡を想う・・・。

鳥が空を這い廻り・・・クレパスが吸い付くほど握り締めて描いた青の空は・・・
深く雑に突き刺さり・・・麦わら帽子は汗をものともせず網を振り・・・
白い心は雲に急かされ、道を違える準備に出くわしながら・・・
子供でいられる境界線を・・・しのごの言わず走りたたく・・・。

分別と差別で解り合う・・・物分かりは子供の仕草で助けられ・・・
分別する大人のやり方に、分け隔て無いとは言い難く・・・
人種や言葉に文化の違いが・・・苦手と努力で抱き合えば・・・
時間の力で、モノは言うけれど・・・
名前の知らない友達と・・・住めば都の田舎暮らしが与えてくれるのは・・・
垣根が低く・・・怖そうに光る目の奥の・・・
ビー玉色が知っている。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする