暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

町の風景

2024年03月26日 | 古民家
 美しい町に出会う時・・・
素晴らしい風景を望む時・・・
震える仕草も・・・覚える感動も・・・
素知らぬ振りの無関心までも・・・
何事か受け答え出来る場所に出会える喜びに・・・
ただ、その国の文化を想う・・・。

整った街並みが清々しいのか・・・
歴史ある町が誇らしいのか・・・
暮らしを預けた人の、心配りが優しいのか・・・
文化を繋げている姿が、健気なのか・・・。
愛ある暮らしが残されて、丁寧に過ごす毎日に・・・惹きつけられて守られて・・・
万人受けするはずもない居場所は・・・
虹色に分かれて、人を迷子にするのかも・・・。

生まれ変わりを感じる時・・・
見つけて・・・聞こえて・・・口にして・・・
素敵な出会いや、悲しみに出会えば・・・
聞こえて来る記憶のゆりかごは・・・
波に漂う大海原と・・・狂おしいお腹の中で覚えた記憶と・・・
いつか暮らしたことのある・・・太古の町の風景に残っている。

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文字を

2024年03月25日 | 古民家
 言葉がすべてでは無く…もの言う目の先には、言葉が待ち構えて…
伝えるだけで良ければ、嫌味な雑音が分かれて過ごし…
心地よく…穏やかを求めるには…
履き慣れた靴を投げて…トンチンカンな押し問答が始まる…。




100年前の会話に耳を傾け…当時の暮らしを描いても…
見聞き出来ない言葉を想像するなら…
それは、どこまでも夢を造り続ける作業になり…
文字を拾い上げ…付箋を挟んでも…
1枚の写真に敵わないと…嘆きが始まるけれど…
読めそうも無い文字に耳を寄せ…何度も拾い上げ、踊る文字は
生き生きと蘇る…。




達筆が何かを伝えようと…舞い始め…
互いに手を取り舞い始めれば…
思いの丈は文字に移り…
激しく、やさしく…魅惑を振り撒いて…
世界に一つの文化は華やかに、続いて行く。




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蘇り

2024年03月24日 | 古民家
 生まれる場所に・・・土足で上がれるほど弱さを抱え・・・
手放しで喜び・・・小さく誇らしげに想えるのは・・・
チクタク、小声で叫ぶ時間が必要なのかも・・・。

担いだ荷物のそれぞれが、所在無く置かれ・・・
救われた手ほどきに、立ち尽くす陰は話しかけて来て・・・返す言葉が聞こえると・・・
曲がった背中の眼差しの先に・・・ガタガタ茂る青草を撫でて・・・
風吹く髪に消されてしまう・・・駆け足の1年を恨み・・・
腕組みしている、色あせた顔の皺は・・・
理想を超えて蓄えている・・・。

困り果てる、力任せの暮らしが続いている・・・
とどのつまりは、キョロキョロと・・・よそ見ばかりで噂も無く・・・
艶ある出会いと・・・運命のお見合いと・・・
しきたりの中で・・・暮らしが一周廻って賢く見えてくると・・・
素晴らしい昔は蘇って来る。

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写真

2024年03月23日 | 古民家
 手元に置いた、お気に入りと・・・
近くで触れ合う大好きと・・・
なんでもない眼差しを、気にもせず・・・
ただ・・・素直でいられた奇跡の時間が・・・
誇らしげに写っている…。

バラバラと残る、見知らぬセピア色には・・・
頭の奥で語りかけ・・・血のつながりに呼ばれては・・・
どこかで繋がる暖かさに包まれ・・・
夢を語る挿絵を飾った・・・銀幕の中にある・・・。

懐かしい演歌や歌謡曲に追い立てられ・・・
記憶の上澄をくすぐり・・・
若さの中で追いかけた・・・写真の中に飛び込むと・・・
ウソを手で隠して、恥ずかしがる姿を想い出しては・・・
素直な自分に駆け込んで・・・
薄くシミの浮かんだ写真の姿は・・・
遠い自分に寄り添っているのかも。





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賭け

2024年03月22日 | 古民家
 等間隔に並ぶ・・・几帳面な出立ちと・・・
好き勝手に飛び跳ねて・・・見逃すほどの自由奔放では・・・
神経質と大らかが混ざり合い・・・
どちらが正しいと、線が引かれれば・・・
愉快とは言えない当たり前が先に立ち・・・
自然の理屈は芸術になる・・・。

器用なモノの例えでは・・・
従順が好かれ・・・手の内に入れば・・・
有象無象のどちら付かずと・・・好き放題は裏に回り・・・
気の遠くなる時間を賭け事に・・・確立を頼りに暮らしている・・・。

その他大勢に囲まれる暮らしの中心は・・・
多数決に翻弄され・・・火の見櫓を遠くに建てて・・・
神経を、すり減らし始めると・・・
人の顔に文字を書き・・・我が身の行く末を映すけれど・・・
一途と一緒にどちらを向くか・・・守られる姿は変化して・・・
刻む時間は伸びている。



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