暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

自然

2024年03月31日 | 古民家
 虹のオモテに触れ・・・ウラを見返す心を持ち寄りたくて・・・
何度も辿り着こうと、探した足元は・・・
答えが見えない、出会いとすれ違いの心は行き来して・・・
喧騒と静寂と・・・待ち合わせた二人には触れらず・・・
虹の生まれる場所は旅をする・・・。

自然のイタズラは・・・理屈や知識を煙に巻き・・・
冷たい心を投げつけられ・・・塞がれた手のひらを噛むように・・・
向かう矛先を見誤り・・・そのまま歩き続けるようで・・・
痛みを心地よいと感じるほど、退屈な興味は突き止まない・・・。

神の怒りか・・・この世の終わりか・・・
首を垂れて・・・ありえない心を造り始めた心の内は・・・
無知の世界を裸で駆けて行く・・・幼い暮らしで心を痛め・・・
豊かな暮らしに飽きるほど・・・退屈を転がし騒ぎ立てると・・・
狂気を片手の鬼ごっこは・・・
自然に立ち向かい・・・ドン・キホーテさえも越えて行く。
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はまる

2024年03月30日 | 古民家
 かき分けて歩くほど・・・人の流れで我が身を叩くのも・・・
交わす言葉も無い・・・つつましい暮らしを諭すのも・・・
人で賑わう暮らしには・・・程よい窮屈も通り過ぎ・・・
ほどほどに潤う満足にほだされて・・・
小さな楽しみに、頬は笑い・・・浮かれる心には明日がある・・・。

旧知の仲と酌み交わす・・・雑草の中で騒ぎ合えば・・・
雑な意味が、はまり始める滑稽さに・・・
田舎者の大将は・・・我を忘れて目を閉じて・・・
狂った先に待ち伏せた・・・厄介ごとを拾い始める・・・。

ご意見番に相談役・・・
やんごとなき隙間をさらって事を鎮め・・・
和尚や神主に至るまで・・・厄介ごとの受付も・・・
箒で撫でて・・・暮らしの秩序は穏やかに・・・
意味ありげと・・・肩をぶつけて歩く威勢の良さは手を上げて・・・
小さな噂を騙って騒ぎ立て始め・・・
人の多さと喧騒に・・・小さな暮らしは浮かれてしまう。







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現実

2024年03月29日 | 古民家
 フワリフワリとつまづいて・・・
良かれと想い、和やかに・・・石を集めて磨いて重ね・・・
呆れるくらいの時間を過ごし・・・我慢強い孤独を集めて・・・
端から覚えた名前を呼んでしまえば、終わりを迎える・・・
孤独の呪文は隠れている・・・。

独りよがりと言うけれど・・・
個性を知って孤独を覚え・・・
好き勝手に口走る、言葉のイタズラは・・・
完全無欠の世界を消してしまうのかも・・・。

出会いが全てでは無くても・・・香る空気で出会いは始まり・・・
尊い一つが、一生重ね合う・・・。
つまらない顔も・・・真面目な冗談も、考え無しで蓄えられ・・・
切り売りしている、おどけた心は無関心に・・・
冷やかしの文字は大きく膨らんで・・・一人歩きで孤独を抱えれば・・・
誰もがリアルに追いついた果ては・・・
我慢出来ない静けさに、気付くのかも知れない。


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住む

2024年03月28日 | 古民家
 次々と受け渡されて来た歴史を・・・
重荷と思うか・・・伝統ととらえるか・・・
何も持たない手軽さを・・・自由に飛び立つのか、悲しく佇むのか・・・。
永遠を探して、たどり着けない歯がゆさに・・・
気付きながら迷い・・・どこかで立ち止まり、新しい道を造るのか・・・。
頭の良すぎる暮らしは迷路のように・・・行ったり来たりを繰り返す・・・。

財産と言われる住まいを手放す訳にもいかず・・・
仕方なく空き家と言われ・・・じっと我慢の時は過ぎ・・・
想えば遠くへ行きすぎて・・・人の手を借りて想いを残すけれど・・・
手軽な住まいが息を殺して隠れると・・・古屋の姿で厄介者に晒されている・・・。

他人事とも思えず、誰もが集まり・・・勇ましい姿で屋根から祝い事を振りまいている・・・
通る声と・・・心地よい音が伝わり・・・冴える香りの清々しさに・・・
廻りの顔も待ちわびて・・・
一世一代の大事業は・・・いくつも重なる人の手を通り過ぎて、日ごとカタチに組みあがれば・・・
数百年も町を見て・・・住み手を守り、伝統の技を伝え・・・
みんなで見守り、暮らしを繋ぐ住まいになって行く・・・。




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日陰モノ

2024年03月27日 | 古民家
 日の当たる場所に全てが集まる訳でもなく・・・
日陰でなければ生きてゆけない命も・・・まま、あるようで・・・
一番よりも・2番がしっくりと・・・居心地良く振る舞える立ち位置もあれば・・・
日陰モノがいるからと・・・おひさまを手にした明るさが、テラテラと生きている…。

ひと時の間、キララと輝けば・・・
大きな反動が引いては返し・・・とぼけた時間を睨んで悩み・・・
激しく輝くのか・・・緩やかに灯るのか・・・
歴史の合間で残るには・・・魅力や知識に負けない生き方が必要なのかも・・・。

人目を離れた歴史の舞台を顧みて・・・
廻った時代の宝物を集めても・・・
二度と手に出来ない技術もチラホラと・・・
新しい技術を手にして過去に戻っては・・・
口にした時間の後先で・・・測られた距離は変わり映えも無く・・・
何度も行ったり来たりの世の中に・・・
捨てる時代は無いと知れば、無駄な一手間も・・・愛される資格はあるはずと・・・
愛でる日陰は、生き生きと頷いている。


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