暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

まかせる

2023年10月26日 | 古民家
 派手なクシャミで世間を騒がせ・・・胸の奥で想いは募り・・・
反対尋問はその後で・・・焦がれる心に痛みを分けてぶつかると・・・
大げさな前に立ちはだかる大きな力は・・・初めての挫折を味わいながら・・・
食らいつく必死さを囲む視線を前に・・・我が道を行く滑稽な孤独を・・・
羨ましそうに掃き出す言葉の軽さが・・・心地よく浮いている・・・。

消滅の危機を迎える日本の伝統や文化の端々に・・・
理屈を囲んで時間を頂いても・・・時間切れの一幕に、一世一代の言葉は削られ・・・
モノ造りに価値ある文化を結び・・・暮らしを育てては見たものの・・・
事なかれの上手が責任を逃れ・・・大きく巻かれながら世間を渡っている・・・。

返せる宛ての無い暮らしの全部が・・・他人まかせの頂きモノならば・・・
手探りで賄う暮らしに、握った手が離されて・・・
大きな手の上で・・・迷い始める幼さは・・・
知らないだけでは戻れない・・・深い穴を見つけて覗いて知れば・・・
底の知らない暗い先が・・・ケタケタと揺れている。
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意味

2023年10月25日 | 古民家
 境目がボンヤリ浮き出る頃・・・目の端に見えて流れる今日の体は・・・
浮かんだ記憶の端っこに・・・こぼれる想いの火の中で・・・
やたらと現れては消える、ヤンチャな子供のたくましさと混ざり合い・・・
コンコンと湧き上がる・・・果ても無いほど続く間に・・・
いつまでも鳴りやまぬ・・・あまりにもけなげな想いにつまづいて・・・
立ち上がる勇気は、ため息の中・・・。

誤差は少なく・・・1000年過ぎても一日は一日のまま・・・
交わす時間の長さにごまかされ・・・出来ない言い訳をまとめて吐いて・・・
あまりに暗い影を追いかけて・・・灯りを造る事に無頓着すぎれば・・・
抱き合うやさしさに笑い合い・・・新しい場所が繋がり始めると・・・
二度目は訪れない・・・今日の明日は、ひなたの向こうに表われる・・。

意味の無い掛け声と・・・交わす言葉に理屈が無くても・・・
生まれる出来事は毎日に変わり・・・名前も知らない僕の顔を見る度に・・・
おはよう・・・こんにちはの・・・生きている言葉は意味を持ち・・・
堅苦しい顔の・・・刻んだ時間は、皺の多さに嫌気がさして・・・
時間だけでは語れない・・・家族の繋がりを・・・
1000年も重なる暮らしが・・・大きな意味を伝えてくれる。





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次の一手

2023年10月24日 | 古民家
 気分屋に、かいつまんで語る言葉の数々は・・・
言い訳を片手に・・・理屈を後付けしたいと言いたげに・・・
語るに落ちた、文字の並びを入れ替える暇も無いほど忙しく・・・
塗り替える心が洗われないまま・・・次の一手は出て来ない・・・。

チグハグな暮らしは続くはずも無く・・・それでも空回りのその続きは・・・
同じ間違いの歴史であると・・・誰もが思いながらも締められず・・・
どこか安堵の言い訳を・・・言い聞かせるように誰かを問い詰めて・・・
火の粉から逃れる算段を・・・いつもいつも数えている・・・。

ミニマムな暮らし向きが・・・何も持たない訳でも無く・・・
理想の暮らしが・・・物で溢れる窮屈さでも無く・・・
身も軽く・・・長屋暮らしの江戸の町に、宵越しの金は持たない人ばかりだと・・・
まことしやかに噂が飛び越してみたけれど・・・
人生100年時代の心意気に・・・手元の懐事情は大切で・・・
いくつの言い訳と・・・屁理屈を繰り返せば・・・
道理が通る、次の一手の暮らしを忍んでいる。

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やりきれない

2023年10月23日 | 古民家
 終わらない暮らしに歯止めをかけて・・・苦心惨憺あがいてもがいて・・・
それでも届かない便りはあるもので・・・
貧乏話しが笑いに化けて・・・懐かしさの行き戻りが主演の酒盛りは・・・
過ぎた時間に笑いを込めて・・・癒しの時間になりもすれば・・・
行き過ぎた時間に頷きを求める・・・大切な場所になる・・・。

朽ち果てる古民家の行き先は・・・自然に帰る人の一生で・・・
借り受けた住まいが・・・住まい手と別れを告げ・・・
土に還り・・・森に還って行く・・・。

見る影もない深い森に・・・辿る道を通し、住まいを普請して・・・
人が集まり町が生まれるけれど・・・
限りある時間の瞬く隙間に・・・人の住処が間借りして・・・
僅かと思える脅威を示して暮らしていても・・・
痩せこけて逃れる場所と・・・求める限りの贅を尽くす場所も造り・・・
救いの手が、賄いきれない時間が訪れると・・・
自然にも戻れない住処達が・・・右往左往と森の中に崩れ残り・・・
やりきれない暮らしの香りが・・・そこかしこに残されてしまう。

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異文化

2023年10月22日 | 古民家
 階段を上り始めのヨチヨチ迷子に、顔を隠してごまかし始め・・・
息詰まる最後にたどり着くと・・・行き止まりの戻り路を探し始め・・・
迷宮の唄を歌いながら・・・見える景色が歪んでしまうのは・・・
おぼつかない背伸びの幼さが・・・体をつつくから・・・。

登場人物が大勢いると・・・名前も顔も、その役割も記憶なく・・・
少なすぎれば物語は・・・広がり薄く、想像をもてあそび・・・
時代に出番があるなら・・・潔く並んだ歴史の中に、無くてはならない人を造り・・・
ここぞとばかりの主演を務め・・・伝統ある歴史を繋いで来た・・・。

前世が果ての国と思えるほど・・・想いを深く持てる文化があれば・・・
涙を流し続ける幼い目に・・・残せない景色ばかりの歴史もあり・・・
生まれた場所に、腰かける居場所が無ければ・・・想いを爆ぜる文化に寄り添いも出来ず・・・
遠い目から眺める文化に打たれる想いは・・・生まれた文化を越えて、心の拠り所になるのかも知れない。

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