暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

変わり目

2023年09月25日 | 古民家
 取り替えるほどには早くも遅くも無い・・・変わり身の姿に気付くと・・・
自分の身の廻りに訪れる、変化を楽しむ暮らし向きに・・・
どれだけ上手に片付けながら・・・変わり目を過ごせるのか・・・。
季節の節目に体がついて行けないのは・・・
置いてきぼりの心と・・・体の急ぎ足が、チグハグともたついてしまうから・・・。

振り返るには早すぎて・・・暮らしの続きに手を伸ばしても・・・
急ぐほど穏やかでも・・・待ちぼうけするほど忙しくも無いと騙しながら・・・
前ばかりに季節を追いかけて・・・思い悩む癖を探し始めると・・・
小さくて、そこかしこにある変化に目隠ししているように・・・
暗闇を・・・鳥に合わせて飛んでいる・・・。

戻り始めと行き過ぎに・・・急ぎ足のたどる道は・・・
あぜ道と・・・轍の様子に邪魔されて・・・
先を急ぐ旅でも、都合があっても・・・山に川、雨風の都合で・・・
あきらめる余裕が肝心と・・・自然の流れに身を任せる暮らしには・・・
同じ景色の楽しみ方も・・・毎日同じの宿と食事にも・・・
尊い命は日々のやり取りと・・・大きな流れの一言で、ユルリ流れる変わり目に・・・
ついて歩くが丁度良いのかも知れない。



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唯一

2023年09月24日 | 古民家
 間違いの中で働く力が・・・独り立ちすると・・・
明後日の方向に転がり始まりはするけれど・・・
自分勝手すぎる特別が・・・唯一無二を造り始め・・・
誰もが羨む文化が生まれて育ち・・・おひさまを浴びて温まる・・・。

あざとい暮らしに裏返す・・・何でもない住処に入り込むと・・・
普通が造る町並みが、過ぎ去る時間に乗せて歩き出し・・・
ひたむきでも無い後ろ向きが・・・長く続くコツになるのかも・・・。

古びた住まいを横に見て・・・新しいご近所を見上げると・・・
未来の様子を伺いながら・・・どこにいても変わらない安心を追いかけて・・・
同じ景色を広げ始めると・・・
どこの誰かも解らない・・・暮らしと文化が作られて・・・
何者にもなれない自分を疑いながら・・・みんな一緒になって行く。
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子供と大人

2023年09月23日 | 古民家
 いつもの姿は、御用聞きの知った顔・・・
出入りの業者も親子代々・・・繋がる家族をお互い感じ・・・
せわしく通う日々は・・・八百屋さんにお肉屋さんやお豆腐屋さん・・・
買い物籠で行ったり来たりの程よい距離感は・・・
手の届く暮らしが廻り・・・大した物珍しさも無い、特別な普通が続く・・・
コンパクトシティなのかも・・・。

規則も曖昧な・・・町のルールに、暮らしのお互い様は・・・
遊びと笑える幼い悪戯を・・・塩梅よく子供が繰り出して・・・
都合よく大人がからかい・・・手の平で転がして・・・
分け隔てなく扱うご近所さんが・・・躾のルールの中で・・・
地域を育む時間が繋がって・・・雑な学びの時間になっていた・・・。

子供が大人に・・・大人は大人らしく子供になって・・・
遊びを始める大きな子供が・・・暮らしの楽しさを生んで・・・
羨ましがられる大人の世界に・・・引き付けられ、夢見る種があれば・・・
先に進もうとも・・・上に立とうとも思えない・・・
ぎこちなく窮屈な行き先に・・・魅力を繋げる心意気も無く・・・
大人になれない子供達が・・・夢の途中で立ち往生しているのかも知れない。

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足 後

2023年09月22日 | 古民家
 波紋を辿って秋を見て・・・追いかける憧れはおいてきぼりに・・・
季節に変わる足跡を探しても・・・同じ波紋は生まれない・・・。
借景に季節を重ね・・・目をこらして想像していても、想いの画は生まれる事も無く・・・
理想と夢と・・・想像を糧に、暮らしをしたためても・・・
おいそれとはたどり着かない、足跡は残る・・・。

屋根を探して町を歩けば・・・小雨の雨宿りも・・・
日差しの逃げ場所も・・・軒を掲げて暮らしに寄り添う姿を詫びて・・・
借り物のありがたさと気安さを・・・連なる軒の下で微笑み返せば・・・
出会いや言葉遊びが漂う時は・・・捨てたモノでも無いと思い出す・・・。

ぶきっちょな真面目さ程に・・・長続きが曲者で・・・。
器用な歯がゆさは・・・辛抱に丸められ・・・
伝統の渋さには・・・図り切れない仕業もあれば・・・
投げ込む石の波動に載せて・・・広がる波の数ほど・・・
人の姿と影は重なり合い・・・切磋琢磨する後を追いかけている。


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2023年09月21日 | 古民家
 つまづいた場所で生まれると・・・怒りの矛先が解らなく・・・
抱き上げる場所で生まれると・・・やさしさの行き先が見えて来る・・・。
誰もが一緒に歩け・・・先を走るでも無い薄闇の中に・・・
カチコチと、音を奏でてうろつき回って・・・
風の音に怯えながら・・・その意味を知ろうとしている・・・。

道具を造り・・・手仕事を育て・仕上げて、いくつもの理想を高めて行く・・・。
終わりを迎えると・・・ションボリふんぞり返って・・・
次に向かうすべてを賭けるまでには・・・凸凹な時間を過ごして・・・
ふり絞っても間に合わない、次に渡す技術の濃さは・・・誰一人欠けてはいけない時間の過ごし方で・・・
振り返れば・・・見えない影が、いくつも重なり守ってくれている・・・。

自分で精一杯が溢れだそうとする仕業に・・・足を取られてしまう時も・・・
余裕が生まれる一番に・・・天変地異を生み出す暮らしに嘆いて見ても・・・
小さな言葉は呑まれて・・・人違いの方向に転がってしまうと・・・
巧みに繰り出す噂の無責任は・・・答えようもない坂道を転がってしい・・・
取り戻せない意味を載せ・・・風にさ迷い、暮らしに影を落としてしまうのかも知れない。

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