暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

記憶

2023年08月26日 | 古民家
 再発見の運試しは、そこいらに落ちているモノで・・・
何気なく気付いて見つかるモノと・・・仕舞い込んで見落として、ようやく見つかるモノと・・・。
歴史の事実が上下して・・・自分勝手な解釈も生まれると・・・
親と子の知識は明日にでも・・・ま逆に転がり出してしまうのかも知れない・・・。

100年も過ぎれば・・・記憶の端っこも忘れられ・・・
同じことの繰り返しは・・・黒い記憶も、白い記憶もどこか上の空で・・・
繋がる想いが、文字や絵で掲げられても・・・心や体で受け止めた記憶の重さは・・・
その時その場所でしか映せない・・・大切な物語になっている・・・。

片方で立ち続ける不器用さが・・・知識の大きさで傾いて・・・
両足両手・・・色とりどりの手や足も借りて支えれば、大きな不安は守れるはずなのに・・・
手前勝手な知識をばらまいて・・・100年先が想像出来無いと・・・
どんなに豊かな暮らし向きも・・・つまづいて無意識に、自然の中に飲み込まれてしまう・・・。
1年先を心配して・・・10年先に夢を見て、50年先を手ほどきに・・・
100年先の準備に励むのは・・・自然のゆっくりした歩みに合わせて寄り添って・・・
1人では残せない・・・次の世代に繋がりを残す、カスガイの暮らし造りで、壊れた記憶を埋める・・・
明日からの記憶巡りが・・・続けられたらと思う。

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悲しい

2023年08月25日 | 古民家
 記念日を掲げて・・・お祝いや、祈願、追悼を広げて見れば・・・
楽しい事も、悲しい出来事も・・・365日、どこかで区切りの1日を決めて思い起こせば・・・
誰かが覚えて想い出して・・・忘れない特別な1日を迎えられ・・・
繋がる地域の暮らしの一部になるのかも・・・。

厄災にならないように・・・特別な願い事が、花火やお祭り盆踊りになると・・・
意味を読めない世代はコンコンと増えて・・・楽しいお祝い事が、当たり前に迎えに来ると・・・
世知辛い世の中の仕組みを知らないまま・・・手を取り、子供をお祭りと並ばせてしまえば・・・
いくつもの苦労や先人の想いが歴史の中に埋もれてしまう・・・。

病や不可思議な出来事が・・・妖怪や幽霊が原因で・・・
説明出来ない事が恐れになって・・・風変わりな人も考え方も異物と答えてしまう無知な時代に・・・
多くの悲しい出来事が生まれ続いて・・・悲しい事は無かったように・・・
長い歴史の闇の中へ隠されてしまえば・・・負の悲しい1日さえも、物語に残らずに・・・
切ない記憶が繋がる大切な想いは・・・あちらこちらで、また生まれてしまうのかも知れない。

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世渡り

2023年08月24日 | 古民家
 見違えるほど季節は廻り・・・大きな声で叫ばなくても・・・
毎日見過ごし・・・変わる子供の様子は後から追いかけて来る・・・。
永遠に渡せる気配があっても・・・泡沫の夢は後ろで待ち伏せし・・・
ソロソロと背中を見まわしながら・・・いつも近くに潜んでい・・・
美しくも儚く過ぎる幼い姿を・・・持て余すように記憶は繋ぎとめている・・・。

大義名分が手にしたくて・・・まじめな命を粗末にしてみたり・・・
信じるモノを手に入れたくて・・・融通の無い想いで、命を投げ出してみたり・・・。
潔さが美しく・・・固執する世渡りが世界を救う訳にもいかないけれど・・・
ずる賢さに翻弄される世渡りに・・・シワ寄せが無いとも言えなくて・・・
暮らしが大きく変わる時・・・蚊帳の外がいつもうろつき回り、見えない道を歩いている・・・。

世界が変わる出来事に、聞き耳を立てる頃・・・ようやく一歩の暮らしの足元は・・・
当分田舎の暮らしと・・・農村漁村が暮らしを支えて・・・
近代化の足音が聞こえても・・・変われない伝統もあれば・・・
変えてはいけない暮らし向きもたくさんあったはず・・・。
整うお店の色鮮やかな商品に・・・驚き・楽しみ心は揺れても・・・
やり残した暮らしのその先に・・・繋いで渡る豊かな未来はあるのかも知れない。

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その先に

2023年08月23日 | 古民家
 光る波の音がコロコロと・・・煽った魚が跳ね上がり、鱗の光は波の音・・・。
白と青の狭間に線が引かれ・・・細めた目の先に映る景色は丸くなり・・・
どこかの誰かは、いつか会えると・・・解り合えない暮らしは、繋がる先にあるのかも・・・。

生れ落ちた場所で、教わる暮らしは逃げ水と・・・追いかけ迷えば逃げて行く・・・
伝統の文化程厳かでも無く・・・家庭の味や、地域の祭りごとがすべての世界に・・・
外から攻められる文化の波は・・・真新しく新鮮に差し込んでくる・・・。

旅行の先は好奇心を育んで・・・奇妙に何度も見て触って知りたくなれば・・・
世界のどこかに奇抜な人も・・・奇想天外な文化も渦巻いて・・・
少し高い場所から、おっかなビックリ覗いて見るくらいがちょうどいい・・・。
少し贅沢な旅行の先に・・・忘れられない魅惑の伝統の技を探し求め始めると・・・
歴史の長さだけでなく・・・複雑な迷路や魔法の文化は夢のように・・・
見通せない地平線の先に・・・まだ見たことの無い祭りごとや暮らしと、繋がれるのかも知れない。


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交わす

2023年08月22日 | 古民家
 飛び出して来た猫と犬にぶつかるほど・・・気にも留めない両輪の暮らしは・・・
ずいぶんと古くからの友達みたいにささやいて・・・
持ちつ持たれつの暮らしを支える役割に・・・寄り添い頼りに過ごしていたけれど・・・
役割の変わった、癒しに偏る暮らし向きは・・・住み方次第で変化して行く・・・。

分かち合う日差しの中で・・・もれなく受け取れる無償のモノは少なく・・・
お互いさまと歩く一歩一歩が尊くて・・・変化も少ない毎日と、歩く日差しが心地よいのかも・・・。

旅の疲れを癒してくれるのは・・・帰る居場所の暮らしが交差して・・・
近頃穏やかだと・・・他愛ない言葉を交わし合えるから・・・。
疲れも忙しさも・・・努力も頑張りも・・・
廻る意味も不確かな・・・気の合うモノと、寄り添い育てて来た暮らしの中に・・・
家が一番・・・と、素直に笑える言葉が浮かんでる。

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