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暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

喜怒哀楽

2019年04月30日 | 古民家
しとしとと…ぽつぽつと…ざぁーざぁーと…

梅雨でもないのに雨が降り続き…春の香りも薄らいでいく様で…。

花冷えの季節…聞こえる雨の音が…春の訪れに、おあづけされている音にも聞こえてきます…。

田舎に行けば、時間の流れがゆっくり進み…

いつもはすぐ訪れるお昼休みが…気付いて時計を見ても、まだ10時かぁ……

それでも、時間が過ぎればあっという間の出来事で…

喧騒の中に戻る安堵感を、頭の片隅に浮かべながら…数日後には、渋滞の中に滑り込んで行きます…。



休みは盆と正月だけ…

ゆとり社会を進める中では、考えられない言葉ですが…

今でも、変わらず働き続ける方もいらして…

本当に社会や経済を支えている…縁の下の力持ちは…そんな人達なのかもしれません…。



年に数回も合わない親戚や、一風変わったおじさんに会うことがとても待ちどうしくて…

数倍上がったテンションを、今思えば恥ずかしく思うのですが…

そんな喜怒哀楽を表現出来るのは子供の時だけで…

普段の生活で、表現豊かに何かをアピールした事はあるのだろうか?と考えてしまいます…。

仕事は楽しいことばかりでも無く…学校生活も楽なことばかりでは無いのですが…

今いる中で…楽しみや満足出来る時間や場所を造るのは自分次第で…。

経済成長とともに、日本人が置いてきぼりにしてしまった事の様に思います…。

ポツリポツリと雨が降り続く…穏やかな時間の中…ゆっくり考える時間も必要なのかと、想います。



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発見

2019年04月29日 | 古民家
新しい発見はいくつになってもあるもので…

初めての仕事…

旅行で来た初めての町…

とある場所で…偶然の出会い…など…。

心地よい刺激と…適度な緊張感…。

人は、生活や仕事の中に、何かしらの変化がないといけないような気がします…。

同じ事を繰り返す中に…新しい変化を取り入れながらの暮らし…。

それがあるから…日々の生活に活力が出てくるように思います…。



伝統工法や伝統の技は…同じ事の繰り返し…

毎日繰り返す作業の中に…いつの頃からか、わずかな変化が起きるそうです…。

嫌になるくらい…バカバカしくなるくらい繰り返す事がいかに大事か…。

長い時間を掛ける事でしか理解出来ない答えで…経験する事でしか得られない自分の糧となります…。



好奇心を持つことは成長につながります…。

ある有名な発明家も…子供の頃は、大人に質問ばかりして、困らせたそうですが…

今では、スマホやパソコンですぐに調べられる時代…

頭には残り…知識になりますが…体が覚えることはありません…。

仕組みや理屈は解っても…実際カタチにする事…実現する事が出来ない場合が多いようです…。

バーチャルな世界や実物を見ているのと変わらない映像があっても…

肌で感じる…香りで感じる…言葉や映像だけでは伝えられない感覚はとても大切です…。

職人さんの世界…技術屋さんの世界…

そんな感覚が薄れて来てから…伝統の大切さが遠くの世界のものになってしまったように想います。



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思えば・・・

2019年04月28日 | 古民家

 思えば遠くへ来たもんだ・・・・

日本に留まらず・・・海外でも奥地と言われるような場所にまで住処を求めて・・・・

地域に根ざした暮らしをしている方々も多く・・・

何かしらの縁があって・・・・思えば遠くへ来たもんだ・・・・そう思い返す時があるのかな・・・と思います・・・。

ご年配の方とお話しする機会があると・・・この所聞く話しが・・・集団就職で東京に出てきた・・・

SLに何時間も揺られ・・・トンネルに入ると急いで窓を閉めないと、煙が社内に入ってみんな真っ黒になってしまう・・・など・・・

NH〇のドラマのような世界を実体験した方々の経験談・・・すごく貴重な時間を頂いています・・・。

農家で・・・子だくさんで・・・食い扶持減らし・・・仕事が無いから・・・?

地方の疲弊的な状況は、今でもあまり変わり無く・・・

最近は・・・子供の数が減って・・・益々疲弊が加速しているようです・・・。

江戸時代・・・武士は人口の7~10%・・・・農家さんは80~85%と言われて・・・

それ以外は、町人(商家・職人・医者・・・)とえた・・・・・公家・神官となっていたそうです・・・。

農家さんの割合がそこまでいなければ、国の財政が保てない・・・そう思うのですが・・・

虐げられる扱いのイメージしか無く・・・

農家さんの中でも・・・格差があって・・・決して裕福な暮らしをしていた訳でも無く・・・

そんな生活から這い出る為の上京・・・職を求めて都会に出る暮らし・・・

生活を豊かにする思いが強くあったと思います・・・。

でも・・・食が、心も暮らしも豊かに出来る最初の考え方だと思っているのですが・・・

食の荒れようが・・・荒れているとは気付かない暮らしになっていて・・・

住環境も当然・・・荒れてしまう・・・そんな渦の中でもがいているように見えます・・・。

・・・故郷を離れ・・・故郷に戻り・・・遠く離れた別天地・・・・生活の豊かさ心の豊かさを求めた意味・・・

少し立ち止まって考える時間も必要なのかと想います。

 

 

 

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ひだまり

2019年04月27日 | 古民家

 ひなたぼっこ・・・・ひだまり・・・日和・・・

そんな言葉をあたまに浮かべて・・・思い浮かぶ風景は・・・・

小さな庭の・・・・小さな木造の平屋・・・・こざっぱり、手入れがされた庭木や草花を見ながら・・・

広縁に座ってひなたぼっこするおばあちゃんや・・・洗濯物をたたむお母さん・・・

枕代わりに座布団を2つに折ってお昼寝するお父さん・・・

温もりが感じられる佇まいは・・・どんな家庭にもあったように思います・・・。

住まいの環境を・・・機械や技術・・・科学の力で制御出来るようになって・・・(制御出来ていると勘違いしているのかもしれませんが・・・。)

部屋の中の環境は大きく改善され・・・・病気の方・・・体の弱い方・・・身体的に介助が必要な方・・・

どんな人にもやさしい住環境は必要だと思います・・・。

でも・・・・すべてを手助けする事が必ずしもよい訳では無いように・・・・。

自分で行う事の大切さ・・・自分で考える大切さ・・・・自分で動く事の大切さ・・・

本当に必要な事・・・・・今も、これからも・・・少し先を考えて・・・・

少し余裕が生まれれば・・・もう少し先の未来も考えて・・・暮らしのあり方を考えられたらと思います・・・・。

物騒な世の中で・・・余裕の無い世の中・・・・悠長なこと言っている・・・・

そんな風に思われるかもしれませんが・・・

モーレツ社員が、どの会社にもいるような社会ではありません・・・。

物造りに喜びを感じられる様な時代が戻ってくるような気もしません・・・(個人的な見解です。)

すぐにに成果が出ないと・・・認められないような風潮もあります・・・。

忙しく飛び回って・・・・走り回って・・・・あれこれ考えすぎて目の前を多くのモノが通り過ぎる時間の流れの中では・・・

心を落ち着かせる、ひだまりがあっても気付かず・・・・

ひなたぼっこの出来る様な、住まい造りも出来ないような気がします。

 

 

 

 

 

 

 

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家族

2019年04月26日 | 古民家

 動物の世界では・・・・男性は結構、亭主関白で・・・まめに子育てを手伝う事は無く・・・

育児はもっぱら母親・・・・昭和のお父さんも・・・仕事一筋・・・

家でも・・・家事を手伝う事もあまり無く・・・サザエ〇んの家族のような典型的な家庭で・・・

ライオンや猿の様に・・・多くの動物達のお父さんは・・・気ままな暮らしをしているようです・・・。

自分の体に卵を産み付けてもらい・・・ふ化するまで守ったり・・・

生まれた幼い子供を・・・危険がせまると口に入れて守ったり・・・

お魚の世界は・・・意外と子煩悩んなお父さんが多いようです・・・。

生まれる子供の数の違いか・・・哺乳類との違いなのか・・・哺乳類・魚類・両生類と・・・・

種で、育ての役割も結構違うものなんだと・・・改めて驚かされます・・・。

育休・・・・主夫・・・お父さんが家庭に入って、洗濯物をたたんだり、台所に立つ姿も珍しくなくなって来た現代・・・

女性が強くなったのか・・・男が弱くなったのか・・・・もともと女性は強かったのか・・・言える事は・・・・

いつの時代も・・・・どの動物も・・・女の人は働き者で・・・へこたれない強さをもって・・・

前向きに生活する人が多いのだろうと思います・・・。(きままなお母さんもいますが。)

自分の知り合いでも・・・古民家暮らしを求めて・・・地方に移住を決意する、シングルマザーや・・・

パートナーを口説いて移住する方々・・・

理想の古民家と、終の棲家を求めて・・・日々アンテナを張っている女性設計士さん・・・

女性の機動力をなめてはいけないなと・・・思います・・・。

生きる意味では・・・女性が子供を育て・・・食べ物を手に入れるのは必然だったのが・・・

暮らしの中で・・・自分の立ち位置を作らなければならなくなったお父さんは・・・

家族の為に食べ物を手に入れたり・・・仕事をして対価を得る事で威厳を保って来たのかもしれません・・・

それぞれの役割が見える暮らし・・・・お父さんが気ままで・・・お母さんが働き者でも・・・

家族の顔が見えて・・・家族の存在が意識出来る暮らしで・・・みんな元気な課程が、とても大切なんだと想います。

 

 

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