木の文化である日本の建築は・・・・材質の特性から、遺構として残る事が少なく・・・
当時の建物を調べようにも・・・資料や文献があれば良いのですが・・・
その内容の解釈も人によって違い・・・時代が重なると・・・その文献自体の信憑性も疑われてしまうようです・・・。
石や瓦などは・・・取り出した産地や・・・作者などの掘り込みや刻印があって・・・
いろんな情報を残してくれているので・・・建物の大きさや形状・・・建てられた年代も解かるそうです・・・。
上棟のとき・・・幣串を棟に上げます・・・。
建てられた日付・・・施主の名前を書く場合もあります・・・。
古民家では、梁に墨で日付や・・・棟梁の名前が書いてあったり・・・落書きされていたり・・・・・・
ある古民家には・・・床板の裏に・・・黒船の墨絵やその頃の話題が書かれていました・・・。
構造材を再利用して、何世代も建て直しをして来た住まいは・・・柱にホゾの穴があったり・・・
年代ごとの技術や・・・職人さんの個性ある手仕事・・・手斧の跡・・・・一つとして同じものが無い・・・
特別な住まいになります・・・。
住まい造りはとても多くの素材と・・・多くの人が関わって建てられます・・・。
大切に残される住まいは・・・その家歴も残されて・・・次の世代にも大切に住み続けられていきます・・・。
文化の継承は・・・モノを大切にする気持ちで大きく変わってくると想います。