暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

可能性

2018年09月30日 | 古民家

 公園で初めて会った子でも・・・両親の田舎に遊びに行った先で会った子でも・・・

子供は名前も聞かずに一緒に遊べる天真爛漫さがあります・・・。

初対面の人と会った時・・・挨拶と自分の名前を名乗るのは最低限の礼儀だと思っていますし・・・

それが社会人としての作法だと思います・・。

でも、そんな事は関係なく・・・楽しい時間を一緒に過ごせて・・・

面白い時間を過ごせれば良いと・・・すごく単純に行動出来るのが子供で・・・

それが子供らしさなんだと思います・・・。

人が暮らすとは・・・本来単純なものだったのですが・・・

社会が複雑になって・・・行動範囲が広がって・・・いろんな知らない事が解るようになって・・・

聞いた事の無い事・・・モノが知れるようになって・・・

いつまでも子供の頃のまま暮らしていければ、ストレスの無い世の中になるのか・・・?

そんな事は無いと思うのですが・・・

見習うべき物がそこにはあるのかな・・・?そんな風に思います・・・。

生まれ育った場所も・・・環境も・・・言葉も違う・・・・そんな人間が集まれば・・・

ボタンの掛け違いが出てきても当然で・・・

でも・・・人は一人で生きていける訳でもありません・・・

人に助けられ・・・絶望し・・・また救われる・・・そんな事の繰り返しです・・・。

そのやり取りを煩わしく・・・面倒だと思う社会になってきているようにも思えますが・・・

もっと単純に・・・もっと気楽に考えて見ても良いと思います・・・。

名前は後・・後・・・!!まずは一緒になって遊んでみる・・・(そんなCMがありました・・・。)

自分が知らない事・・・出来ない事・・・手助けしてくれるのは・・・

まだ出会ったことの無い・・・・世界中の誰かです・・・。

いろんな可能性が・・・広がるのを楽しみに、暮らし方を考えてみたいと想います。

 

 

 

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模様替

2018年09月29日 | 古民家

 環境が変わる事を嫌う方と・・・気分転換になると、あえて定期的に変える方がいます・・・。

部屋の模様替えもそうですし・・・使っているモノを新しくしてみたり・・・

数年毎に引越ししている方もいるようです・・・。

同じ場所で、一生を過ごす事が少なくなるような社会の仕組みに変わって来ました・・・

地域に仕事が無かったり・・・遊ぶ場所が無かったり・・・刺激が無かったり・・・でも・・・

いろんな理由で、利便性の良い都心近くに住むようになってきたのは、今に始まった訳ではありません・・・。

今よりもはるかに貧しい時代・・・家族が多くて・・兄弟が多くて・・・だからこそ仕事を求めて出て来たのです・・・。

昔は、もっと多くの人が仕事を求めて地方から、出稼ぎや・・・一旗上げようと故郷を後にしました・・。

交通の便は良くなり・・・流通が進んで、暮らしは便利になって、田舎にいても、そこそこの生活は出来ます・・・。

それでも・・・過疎化・・・高齢化の波は止まる事が無く・・・空き家・・・商店街の閉鎖・・・

負の連鎖が進んでいます・・・。

同じ部屋なのに、机の向きを変えるだけで、なんだか笑顔になりました・・・。

新しい筆箱をランドセルに入れて学校に行く朝は・・・足取りが軽く・・・授業が始まるのが待ちどうしかったです・・・。

ふとした事・・・些細な事・・・そんな何気ない事をいかに楽しむか・・・

落ち込んだ時・・いつも・自分を励ましてくれるのはなんだったか・・・?

今では、家族の家計を支える為に家を後にする人は少ないと思います・・・。

自分が育った場所に戻る人も少しづつ多くはなっています・・・。

日常が豊かであれば・・・場所や環境はあまり関係ないのかもしれません・・・。

日々の暮らしが豊かに思える住まい方を・・・いろいろ考えていければと想います。

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2018年09月28日 | 古民家

 町を歩いていて空を見上げると・・・秋の雲が、きれいに・・・穏やかに・・・

心地よい風に吹かれて流れています・・・。

でも・・・そこには、いく通りにも行き違う電線が延びていて・・・

秋の空に似つかわしくない景色がそこにはあります・・・。

欧州の街並みが美しいのは・・・電柱が・・・電線が空には無いからだと言います・・・。

先を見通した街路計画や設計が・・・その後の街並みを形造って来て・・・。

伝統や文化を大切にしているように思います・・・。

地震や台風などの災害が多い日本では、配管や配線を地中に埋設するのは賢いとは言えないかもしれません・・・

災害の後、比較的早く整備が整うのは電気です・・・。埋設されているガスや水道はその復旧に手間と時間が掛かるようです・・・

(LPガスも早いですね。)

町から電線が無くなれば・・・広く見渡せる空が戻ってくるかもしれませんが・・・

すべての町でそれが出来る訳ではありません・・・。

これから少しづつでも日本らしい町並みが造っていければ良いと思いますし・・・

1棟でも古民家の残る街並みを残す事が出来れば良いと想います。

 

 

 

 

 

 

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正確

2018年09月27日 | 古民家

 几帳面と思われている、日本の方々・・・・

自分はそこまで細かくはありません・・・言えば、結構大雑把です・・・。

時間を守ったり・・・寸法を正確に測ったり・・・その寸法に造ったり・・・

正確なモノ造りは几帳面な正確の表れなのでしょうか・・・・?

木造住宅は、現場が進みながらも・・・大工さんや関わる職人さんの技術で・・・

変更や調整がある程度融通が出来ますが・・・鉄骨や鉄筋コンクリートの建物では・・・・

図面段階での細かなチェックが正確でないと・・・現場で融通を利かすことがかなり大変・・・出来ないと思ったほうが良いと・・・

自分では認識しています・・・。

測量技術が進んで・・・山や海の下にトンネルを掘るにも・・・・両側から掘り進んで、数ミリ単位の誤差で開通したり・・・

スカイツリーのような、600m超えの塔を数ミリの誤差で建ち上げていく施工精度など・・・

あらゆる場面を想定して・・・それこそ几帳面な部分が生かされているように思います・・・。

大型木造建築が乱立していた時代・・・・今のような電動工具も、大型重機も無いのに・・・

どうして、あの大きなお城・・・お寺が木造で建てる事が出来たのか・・・?

伝統の技・・・・考えうる事態を想定して木組みを工夫する・・・そんな技が伝えられて来ましたが・・・

今はその工夫が、間逆な方向へ進んでいます・・・。

正確なモノ作りは機械や道具・・・正確な寸法取りで出来るようにはなっていますが・・・

それは文化では無い様な気がします・・・。

心に伝わるモノ造りには、正確さだけでは無い・・・造った方の顔が見えるような味わいがあると思います・・・。

お城やお寺は特別ですが・・・名も無い職人さんのこだわりが見える住まい造り・・・それが当たりになれば良いと想います。

 

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空想

2018年09月26日 | 古民家

 人は夢・目標を持って・・・仕事に・・・スポーツに・・・趣味に向かっている方が多いと思います・・・。

有言実行で・・・頭に思い描くだけで無く、言葉に出して・・・・・廻りの人に聞こえるように話して・・・

自分を追い込んで、目標に向かうように自分を鼓舞します・・・。

空想・・・・・現実にはありえないことを、頭の中で思いめぐらす事・・・・・。

子供の頃の空想・・・現実的では無いと思っていたことが、当たり前のように、暮らしの中にあります・・・。

TV電話や壁掛けTV・・・腕時計型電話に空飛ぶ車・・・(車と呼べるかは解りませんし、市販もされていませんが・・・)

子供向けの番組や、おもちゃを作っているのは大人です・・・。

売れる!と確信して作っているのではありませんが・・・子供の気持ちになって考えるのか・・・?

大人もおもしろいんだから、子供も面白いはず・・・と思って作っているのかは解りませんが・・・

大の大人が楽しんで仕事をしている気がします・・・。

1988年製作「big」と言う映画がありました・・・。

トム・ハンクス主演のコメディですが・・・とても面白く、とても考えさせてくれる内容でした・・・。

お祭りで見付けたゲームに、大人になりたいと願いをかけると・・・次の朝大人になっていました・・・。

友達になんとか理解してもらい、相談して・・・おもちゃ会社に就職する事に・・・

中身は子供です・・・大人が思いつかない玩具のアイデアが採用されて・・・出世して・・・大人の彼女も出来そうになって・・・・・・・

でも・・・やっぱり子供です・・・・・・・・(後は映画を見てください・・・。)

現実はTVや映画やまんがのようにはうまくは行きません・・・。それでも夢を見る事は、生きる糧にもなります・・・。

想像したり・・・夢を語るだけでしたら誰にでも出来ます・・・。その為に今何が出来るか・・・?何をすべきか・・・?

来年の今頃はどうなっていたいか・・・?

少しづつ前に進む・・・それが自分の自信にもなります・・・。

何事も楽しみましょう・・・・・以前にも言いました・・・。住まい造りも・・・仕事も・・・スポーツも・・・

苦しくて・大変で・・・きつい事も多いのですが・・・子供は無心に真剣に遊びます・・・。

仕事でも、真剣に言い合い・・・意見の相違・・・衝突はあって当たり前ですが・・・

諦めたり・・・投げ出したり・・・蔑んだりするのは、大人のいけない態度だと思います・・・。

無心で仕事をするのは難しいと思いますが・・楽しい事を考えながら仕事をするのは出来ると思います・・・。

今時の住まいもそれなりに楽しめるけど・・・自然素材だらけの伝統工法はもっと楽しめます・・・。

新建材はどんなに思いをめぐらしても・・・素材はそのままです・・・。

自然素材は形を変え・・・色を変え、強さも変わって・・・いろんな人の思いに答えてくれます・・・

空想できる住まい・・・・そんな思いの詰まった住まい造りがすごくいいと想います。

 

 

 

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