暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

遠回り

2023年03月06日 | 古民家
 ごちゃまぜな文化ばかりでも無く・・・独創性あふれる文化と言えばそのままかも知れなくて・・・
島国の伝統に派手さは無くても・・・意味深に溢れる面白い文化なんだと思う・・・。
歩いて行ける所はどこまででも行ける・・・好奇心に時代は関係なく・・・
山も川も・・・海も空も、神様の世界にも手を伸ばそうと見上げていた・・・。

土は防火や断熱、調湿効果で・・・杉皮は雨水をしのいで、栗や欅に檜葉は・・・
硬く、特異な香りで不朽や害虫の被害から住まいを守ってくれます・・・。
100年以上も住み継がれる造りには・・・それ以上の手間暇を預けなければ守れなく・・・
電動工具も・・・重機も無い時代に、わざわざ厄介な素材を使い・・・
効率よく仕舞える道具がある時代に・・・手軽な素材を使い続ける・・・。

見た事も・・・行った事も無い見知らぬ国の、見知らぬ人達の暮らしから必要なたくさんを頂き・・・
身の回りにある、身近な人達の暮らしにはあまり関わらない、必要なたくさんは・・・
ずいぶんと遠回りした方が、手に入れやすい暮らし向きになってしまいました・・・。
地産地消や環境負荷を考えるには・・・都合が悪い暮らし向きに・・・
古民家の暮らし向きは都合が良くても・・・振り返るにはゆっくりと長い時間が通り過ぎて・・・
替えようも無い大きなうねりが・・・見渡す限り、いつも漂っている・・・。






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