暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

恩恵

2024年05月13日 | 古民家
 安心して末永く、と望み・・・忘れてしまうのか・・・
この時をこのままで、と言葉を残し・・・薄れてしまうのか・・・
記憶の操作は出来ないはずの・・・都合良い受け答えで取り繕った態度は・・・
若さだけでは無い・・・欠けた意識の取りこぼしと・・・
蘇る心が復活の合図に出会えない・・・暮らしの矛盾に気付けていないだけなのかも・・・。

求める愛が空にあっても・・・見つけた友情が暗い闇の底でも・・・
独りを慰め合う場所を集めるには・・・育つ豊かな暮らしを見つけ・・・
多くを語り合う場所を集めるには・・・豊かな人が住まう暮らしを造り・・・
唐突に湧き出る水と・・・抱えきれない豊かな森や海に・・・
大きな生き方を学ぶけれど・・・粗末に集まる暮らしに、その恩恵は答えてはくれない・・・。

お米を育む幾千もの手仕事に・・・丁度良いは無く、いつも無心に前向きに・・・
伝統技術と、言われはするけれど・・・気にも留めない些細なやり取りと・・・
他愛ない言葉の生き方は・・・それを伝統文化と言わしめて・・・
生きる間に無しえない・・・森の育て方は次の世代へ渡され・・・
顔も声も聴けない孫の姿を想像するかのように・・・
森の神様は答えを横に・・・愚直な姿に道を示している。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする