暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

雑音

2024年03月08日 | 古民家
 シン…と音が飛ぶ姿を見た事がある…
早朝でも…夜更けでも無く…
何食わぬ顔で行き過ぎる、昼の最中に出会い…
雑音と雑踏に、居心地を育てられた来た世代には…
空っぽに置かれた町の様子には慣れなくて…
暮らしを支える雑音を…愛しく想える静寂がある…。




景色は動いて音は無く…
視線は伸びても言葉は続かない…
寒さに震える肩を抱いて…
浮いた吐息も…無音の空に消えて浮かんで…
静けさに出会える居場所にひとつ…届いた便りは…
繋がる暮らしの糧になる…。




夢の生活が遅咲きに…お祭り騒ぎは夢の後…
駆け抜けた騒動の後始末が始まり…
取った杵柄を片手に、力を失い歩き始めてしまうけれど…
急ぎ手を取り合う続きの先に…
雑談も雑踏も…雑音と始まる暮らしはあるのかも。












コメント
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