暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

箱庭

2024年03月05日 | 古民家
 薄い灯りの指す方へ・・・顔を背けて夢うつつ・・・
ひとつ差し込む明かりの先は、ソロソロ忍び寄り・・・
晴れとも曇りとも、手を振り歩く散歩道は・・・
ギクシャク目線も交差して・・・
音色で暮らす想いの丈もそこそこに・・・
面白くも無い答えで埋もれてる…。

抱かれて含んだ優しさに・・・小さな声で囁いて・・・
誰にどこまで届くのか・・・
声を預けて耳を寄せ・・・言葉足らずの無口を聞き分けるには・・・
見えないものばかりに囲われて・・・
気付いて知って、感じられ・・・触れる幸せに心を寄せてみる・・・。

艶やかな町の様子は息を吐き・・・
声が詰まるほど・・・街は命から遠くなり・・・
留まりたいと腰を下ろすには・・・冷ややかな空気で満ちている・・・。
遠回りの暮らしにたどり着きたいと・・・歩幅の狭さは小さくて・・・
届く手が、ヒラヒラとなびくけれど・・・
箱庭くらいの温もりが・・・抱かれて囲む優しさになる。





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