暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

仮面

2024年02月26日 | 古民家
 踵を刈って悲しみ・・・背中を抱いて微笑んで・・・
動じないはずの心の内に、剥がれず残った無垢のカケラは・・・
落として見捨てた過去のトラウマか・・・
手の中で事切れそうな命の始まりなのか・・・
未来を覗ける水溜りの・・・心の底を弄る様に・・・
暮らしの先は、脆さに溢れている・・・。

悩みに打ちひしがれて・・・カラダを燃やす若さがあれば・・・
行き先を囲い過ぎて、道に迷う老いもあり・・・
苦楽を囲んで夢に向かった時代の勢いには・・・
仮面を被って踊ったまやかしと・・・撒かれた未来を拾う餌があり・・・
ほんの少しの目新しさと・・・ロマンを求める夢があったのかも知れない・・・。

手を伸ばして掴み始め・・・差し出せば繋がらない・・・
おもちゃ箱を満たすには大人過ぎ・・・
十分過ぎる暮らしの中で、まずまずと・・・高く積み上げた部屋の中で目まいを浴びれば・・・
子供ではいられない暮らしの続きに・・・夢の重さを無粋に想うと・・・
派手な仮面のその奥に・・・老いぼれに追われた大人がいる。




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