暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

使い古し

2024年02月09日 | 古民家
スルスルと乾いた手の平と・・・チリリと輝く瞳は白く・・・
お日様の様子と見比べて・・・
明るさにやられた手も顔も・・・言葉足らずと皺の数に・・・
人が創り出す・・・日向と日陰が見えてくる・・・。

虫の声と・・・犬猫の小言が打ち消して・・・
宵闇の・・・目隠しされた恐れさえ・・・
ネオンや街灯は打ち消して・・・
しみったれの世の中に・・・通り抜けてく人の数は倍返しの・・・
気付けばシンシンと・・・自然に追いつかれ・・・
使い古した町の様子を伺っている・・・。

森に呑まれて・・・雨風に撫でられ・・・
暮らした跡が首を垂れては・・・
縮まり、僅かな集まりも・・・当然のように後継が途絶えてしまい
100年も夢の中に埋もれてしまうと・・・
諭す言葉も、伝える勇気も枯れ果てて・・・
次の1000年は夢のまた夢になってしまうのかも。

コメント
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