風の便りに・・・緩やかすぎる暮らしは風任せ・・・
向かい風にあおられ目を細めても・・・
風を扱う手元はおぼつかなくて・・・
怪しい呪文を唱えながら・・・季節の便りを受け取っても・・・
気ままな風は、どこへ行く・・・。
土と足を交互に耕し・・・雨に泣いて笑って、風を迎えて蓄えては・・・
その他大勢を幸せに・・・多勢に無勢の暮らしを迎えると・・・
僅かな蓄えも贅沢に・・・手元に残るものは無し・・・。
目に余る偶然に追い打ちをかけるほど・・・
ワガママを相手に、騙し合いを重ねると・・・
おひさまの育てる暮らしに嘘は広がり・・・
体にやさしい風は手に入らなくなるのかも。