暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

追いつかない

2024年01月12日 | 古民家
 出会った偶然と・・・手に入れた奇跡を喜ぶ合間に・・・
場違いと・・・持て余す暮らし向きはキリキリと・・・
境界線に囲まれているはずなのに・・・規則が安心を装って・・・
愛想笑い一つで、道理が通る仕組みに乗り損ない・・・
弱くて幼い理屈の中に・・・淀む想いは熱くなる・・・。

世に残された文化財の多くは時代の寵児で・・・
財を成した行方に造られた・・・贅沢な佇まいは・・・
組まれた材も・・・加工の技術も伝統に刻まれ・・・
当時の技と・・・人の暮らしを越えた、自然からの贈り物が残り・・・
豊かになればなるほど失う技の文化が・・・当時と同じ造りを再現出来ず・・・
歴史を越える技を繋げることが出来ないのは・・・
使われなくなった暮らしを指折り数え・・・
人の退屈も大きく変わる暮らし向きに・・・
新しい技術が・・・匙を投げてしまったのかも知れない・・・。

100人分の仕事が1人で出来たとしても・・・
1人の有り余る時間を、贅沢に使えた頃には叶わなく・・・
水滴が石を削る途方も無い時間は・・・人の頭を越えて行き・・・
神や仏の教えの中の・・・果てない手の内で泳いで越えられず・・・
口をそろえて唄う歌は・・・
想像と妄想の頭の中で・・・やおろずをお手本に書き込まれ・・・
曖昧に続く世の中の・・・手ほどきほど、しっくりくるような気がする。



コメント
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