暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

泣く

2023年12月22日 | 古民家
 まるい穴から並んで・・・お顔がまんまると・・・
跳ねて飛んで・・・歌って、囲んで・・・
合わせて飛び込んで・・・遠くに駆け上がれば・・・
遥か先は・・・帰る住処に繋がる場所が暖かく・・・
春の香りを運んで、帰るまでのお暇を・・・
ラララと鳴いて飛んでいる・・・。

寒さも暑さも楽しむ季節が・・・眉間に皺を寄せて横を向いて・・・
待ち遠しい春の風も・・・秋の木枯らしも・・・
次へ歩き始め、明日を笑うには・・・背負う忙しさが重すぎて・・・
僅かばかりの木陰さえ・・・深い軒下の、宿り木が見つからない・・・。

夏と冬のおひさまに、軒を差し・・・
迎え入れる光の先は・・・暮らしに欠かせない、温もりを頂き・・・
不意の雨も・・・重なる雪景色も・・・
人を受け入れ・・・住まいを守り・・・暮らしを支えていたけれど・・・
パズルの街を受け入れて・・・模型の住まいを転がせば・・・
伝統が連なり・・・文化で細工された町の行き先は・・・
色を成して入れ替わり・・・カラフルでオモチャの街に組み立てられると・・・
ホコリを被るように、色褪せて・・・
帰る居場所は泣いている。


コメント
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