暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

かみ合わない

2023年12月20日 | 古民家
 聞こえないと耳を傾け・・・聞きづらいと言葉を返し・・・
カクシャクと威勢を張り・・・厳格な時代と胡坐をかいて・・・
通る道半ばには・・・変化があるはずなのに・・・
手にした強さは大きすぎ・・・未練のぬるま湯は機嫌良く・・・
親から子へと・・・繋ぐ脆さに気付かずにいる・・・。

平和な世界が望まれて・・・永遠は儚く挫折するけれど・・・
長ければ長いほど・・・慣れ親しみ過ぎては、勘違いを誤解して・・・
刺激を求めて走り続ける時代に憧れるのは・・・
困り果てて、必要として・・・求め続ける想いが生んだ暮らしは・・・
ガタゴトと・・・かみ合わない音が鳴り響いている・・・。

隙間風と・・蜘蛛や蟻も通り抜ける住まいに、筵の扉が揺れている・・・。
床板を・・・バタバタ鳴らし、土間に三和土は竈で照らされて・・・
囲炉裏の煙が喉を通り・・・遠い屋根の上から降り注ぐ・・・。
つい150年ほど前の暮らしの様子は夢見心地に・・・
憧れるはずも無いほど・・・未来の姿で飾られても・・・
最先端の暮らし向きと、驚く言葉を交わし始めると・・・
便利が生んだ不便さに・・・アナログの新鮮さは世代の脇で踊りながら・・・
手に入らないと思えば思うほど・・・次世代を動かす流行りになる。



コメント
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