暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

ヒーロー

2023年11月21日 | 古民家
 せわしなく廻り始めて駆けずり回り・・・うつせみと漂い、流されてみても・・・
それだけが幸せと詠い・・・その先へと夢を追いかけ、もがいても・・・
絡まる潮時が心を押さえて・・・そうそううまく行かぬ間に・・・
次の厄介事が手渡され・・・笑い顔を並べて微笑み、時世の流れに乗って渡って行く・・・。

こんもりと続く落ち葉の道と・・・被る雪景色の青白に・・・
空も山もおいそれと頷く訳にはいかず・・・見慣れた景色を通り過ぎて・・・
押し寄せる、その他大勢に諭されながら・・・いいとこどりの暮らしやすさを聞き分けて・・・
悩み始める軽さに憧れながら・・・変わらない、あぜ道をフラリと散歩すれば・・・
乾いた道もゆるみ、くだけて・・・大勢が過ごす場所となる・・・。

ひとしきり騒いだ祭りの後に感じる時間は・・・
子供の熱ほど慌ただしく・・・素通りの興味ナシは当たり前に・・・
無かった事になるほど悲しく・・・物語を造れなくなるほど現実で・・・
事件にも話題にもならないほどの窮屈さと・・・真面目なほどの堅苦しさで・・・
土手の上からヒーローが生まれるほど・・・同じ事の出来事は・・・
田舎の町の・・・大きな暮らしの中でしか生まれない、特別な時間の始まりになる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする