旅鴉とおどけて・・・吹かれるままに、テレテレ歩く姿は・・・
やさしさの暮らしに包まれ・・・お節介に、世話焼きで・・・
気持ちいいほど関わる、愛おしさに出会う時間になり・・・
巡礼やお参りとは違う・・・放浪と放蕩の旅人に・・・
許される時間が・・・暮らしの豊かさを感じられるのかも・・・。
一日の一歩が僅かなら・・・よそ見の脇道も手に入れながら・・・
満たされた道を進んで気付き・・・
時に見放された商売敵は・・・速さだけでは手に出来ない・・・
満腹の暮らし方が見えて来る・・・。
どこでもドアを手に入れて・・・光の速さで滑り込めば・・・
有り余る時間を忙しさで埋めて・・・際限無い時間を気にしてドアを開ければ・・・
どこにいるのか気付かないほど・・・歩みの遅さに諭されて・・・
早すぎる良し悪しの意味さえ選べない・・・せかされる暮らしの問答は・・・
身体を削って走り続ける命とは違う・・・考える時間が許される歩みを受け取り・・・
長い道のりに揺られる速さを見ていたい。
