暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

青の時間

2023年11月11日 | 古民家
 色とりどりと残る光に・・・指をささげてなぞって見ると・・・
想い出すのは教室に残る影と陰・・・。
雲や窓のカーテンは・・・ガヤガヤ忙しく・・・
友達のアイダを超えて飛んで来る・・・片言のいいわけの激しさで・・・
たかが通り過ぎてく一緒の時間は・・・青い空と重なる蒼さに色濃くなって行く・・・。

グラウンドの埃を巻いて走る・・・素足のままの駆け出しは・・・
モウレツダッシュの勢いに・・・廻りも気付かない思い違いから・・・
伝えられない言葉は目まぐるしく・・・つかの間にはしゃいだ学校の時間は・・・
運動会も・・・盆踊りも、文化祭も・・・
打ち上げ花火の目くらましに・・・ツクヨミの独り言で廻っている・・・。

短い時の勘違いと・・・泣いて笑顔の繰り返し・・・
手の平と素足の痛みと悲しみは・・・数えた分だけ生き生き泳ぎ・・・
背丈をごまかし・・・つま先立ちの精一杯を、大人のフリしてつまづいて・・・
転がり涙を拭いて描いた先に・・あか・青・きいろの黒板と・・・
見慣れた景色を背中に背負いながら・・・通り過ぎて繋いだ手は・・・
途切れて繋がれ・・・また忘れても・・・
途切れようも無い・・・青の記憶に繋がって行く。

コメント
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