暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

背中

2023年11月09日 | 古民家
 カタコト軽く・・・寝起きを掴みかけ・・・
朝と夕に感じる暮らしの跡は・・・
人の数だけ生まれ・・・重ねる時間を育み活かし、また生まれ・・・
小さな記憶も大きな想い出も・・・いつしか記憶の隅の端っこに取り残されながら・・・
節目に出番は訪れて・・・人の暮らしをくすぐり始める・・・。

見上げた背中を、偶然見下ろし・・・
大きな背中を頼りに歩く心地よさを・・・いつの間にやら抱えて見守り・・・
ぎこちない想いを投げつければ・・・帰る言葉は渡されて行く・・・。

日本の朝の風景も・・・歩き始める景色も、交わす言葉のいくつかも・・・
型にはまった出来事のように、嫌気がさして逃れても・・・
増えて行く荷物の多さに任せて走り続けると・・・つまづくように気付かされる想い出は・・・
逃げ隠れしていた記憶に追いつき捕まり・・・蘇りの頭に乗せられると・・・
訳も無く、涙にむせる波の渦に襲われ・・・
泣き虫の言い訳みたいに、忘れてはいけないと・・・
諭すように叱られ・・・気付かされる記憶になって行く。




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