暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

隠れ家

2023年11月06日 | 古民家
 石を叩いて渡り・・・水面を澄まして渡り切れば・・・
次の季節を抱えて、暮らしは支えられ・・・
森の歩みと似ているあいだは・・・激しくも絶え間ない想いを携えて・・・
繋がりを・・・両手で受け取る仕草の愛おしさは・・・
誰もが穏やかでいられるはずなのに・・・
所々でつまづくヨチヨチ歩きに・・・大人が真似して笑われて・・・
気付けば、得も言われぬ遠回りをして・・・微笑んでいる・・・。

出会いや別れの悲しみを・・・何度も交わす、覚えの悪さを確かめて・・・
すべてを忘れないでと数えるほど・・・中には一生の出会いも交え・・・
一人の限界を感じ・・・一人の心地よさも覚えると・・・
どこまで走れるかを指折り数え・・・出会いの中に縁を結ぶ・・・。

狭い場所と地域の拠り所は・・・人の多さと反比例の・・・
物の数では言い表せないと思いながら・・・
結いの暮らしを頼りに大家族で育む・・・生活の糧もある・・・。
派手さを取り寄せて・・・豊かへ駆けあがる暮らしもあれば・・・
不器用と・・・不便を肴に、森と過ごす居場所もあれば・・・
子供の隠れ家を探すように・・・大人の隠れ家は・・・
不便と便利の狭間の中に・・・ユルユルと漂っているのだろうか。

コメント
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