暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

やりきれない

2023年10月23日 | 古民家
 終わらない暮らしに歯止めをかけて・・・苦心惨憺あがいてもがいて・・・
それでも届かない便りはあるもので・・・
貧乏話しが笑いに化けて・・・懐かしさの行き戻りが主演の酒盛りは・・・
過ぎた時間に笑いを込めて・・・癒しの時間になりもすれば・・・
行き過ぎた時間に頷きを求める・・・大切な場所になる・・・。

朽ち果てる古民家の行き先は・・・自然に帰る人の一生で・・・
借り受けた住まいが・・・住まい手と別れを告げ・・・
土に還り・・・森に還って行く・・・。

見る影もない深い森に・・・辿る道を通し、住まいを普請して・・・
人が集まり町が生まれるけれど・・・
限りある時間の瞬く隙間に・・・人の住処が間借りして・・・
僅かと思える脅威を示して暮らしていても・・・
痩せこけて逃れる場所と・・・求める限りの贅を尽くす場所も造り・・・
救いの手が、賄いきれない時間が訪れると・・・
自然にも戻れない住処達が・・・右往左往と森の中に崩れ残り・・・
やりきれない暮らしの香りが・・・そこかしこに残されてしまう。

コメント
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