暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

あやす

2023年10月06日 | 古民家
 ゆりかごの中で腕を取り・・・揺れる時をあやしながら・・・
歩く背中の負い目を数え・・・削られた想いを手に入れたら、温める暮らしはひとしおに・・・
汚れる行き先に見え隠れの・・・危うい道は・・・
始まりの最初が同じと知れば・・・歯がゆい時間は、育みの中に包まれている・・・。

打ち付けられる一歩が・・・生死の境を揺れ動き・・・
命のやり取りに命を差し出して・・・カラリと器用に振舞えるのは・・・
生きる術だと吠え始めても・・・叶わぬ一生も・・・変わらぬ命もあるはずで・・・
差し出された重さに、違いは感じなくても・・・
遠慮と後悔に踏み出した足の先は・・・自力で歩ける弱さを知っている・・・。

笑う皺の数だけ・・・涙がこぼれ・・・
こぼれる涙の輪の中に・・・笑顔が生れれば・・・
暮らしの歴史は・・・等しく幸せに囲まれると言われ・・・
縛られた世代も・・・開いた時代も、正しいと語る意味も解らず・・・
時の刻みにあやされて・・・行き着く先は誰もが同じに・・・。
トクトクと気付けば・・・やがて立ち位置に安堵している。


コメント
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