暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

2023年09月03日 | 古民家
 失礼します・・・と、引手を指に当て・・・
ツツッと・・・戸を引く仕草に色気を想い・・・
グリリと拳に、扉の強さを感じると・・・
住まいの違いのそれぞれが・・・男と女で色分けされて・・・
所作を気にする場面に出会うと・・・立ち姿を頭に思い浮かべながら・・・
暮らしに潤いは生まれてくる・・・。

しつこいほどに規則は生まれ・・・枝分かれの複雑さに好き好き求め・・・
過ぎれば過ぎるほど・・・絡まる規則は理由を求め、解釈が育つほどに・・・
色めき立つ文化の積み重ねは・・・同じ姿のままでは言い訳も出来ないほど・・・
新しく違いを求め続けている・・・。

躾を探し始めると・・・文化になるほど複雑に、こだわりと合わせると上手に絡んで・・・
教えられた暮らしの中に受け継がれ・・・親が子・・・またその子から孫にへと・・・
伝統に受け継がれるほど、地方に根付く文化もあれば・・・
伝統文化の生まれ変わりのように・・・他愛ない暮らしの躾から生まれる規則が・・・
成長を糧に・・・和の室来へ育つような気もして・・・
襖や障子のあやふやな戸の暮らしもどこ吹く風に・・・
威圧も無く緩やかな・・・暮らしを包む空間を描いてくれる。

コメント
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