暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

世渡り

2023年08月24日 | 古民家
 見違えるほど季節は廻り・・・大きな声で叫ばなくても・・・
毎日見過ごし・・・変わる子供の様子は後から追いかけて来る・・・。
永遠に渡せる気配があっても・・・泡沫の夢は後ろで待ち伏せし・・・
ソロソロと背中を見まわしながら・・・いつも近くに潜んでい・・・
美しくも儚く過ぎる幼い姿を・・・持て余すように記憶は繋ぎとめている・・・。

大義名分が手にしたくて・・・まじめな命を粗末にしてみたり・・・
信じるモノを手に入れたくて・・・融通の無い想いで、命を投げ出してみたり・・・。
潔さが美しく・・・固執する世渡りが世界を救う訳にもいかないけれど・・・
ずる賢さに翻弄される世渡りに・・・シワ寄せが無いとも言えなくて・・・
暮らしが大きく変わる時・・・蚊帳の外がいつもうろつき回り、見えない道を歩いている・・・。

世界が変わる出来事に、聞き耳を立てる頃・・・ようやく一歩の暮らしの足元は・・・
当分田舎の暮らしと・・・農村漁村が暮らしを支えて・・・
近代化の足音が聞こえても・・・変われない伝統もあれば・・・
変えてはいけない暮らし向きもたくさんあったはず・・・。
整うお店の色鮮やかな商品に・・・驚き・楽しみ心は揺れても・・・
やり残した暮らしのその先に・・・繋いで渡る豊かな未来はあるのかも知れない。

コメント
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