暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

背中

2023年08月17日 | 古民家
 日の当たる場所に手を携えて・・・温もりの背中に、囲まれた時間を数えている・・・。
おひさまを迎える縁側と・・・抱きつく暮らしを夢に見て・・・
カリコリと奏でてささやく音に・・・古い時間と繋がりを見つけると・・・
気付かない声にようやく届き・・・迎える準備が整ってくる・・・。

迎えて送る、絶え間ない出会いと別れを何度も刻んで・・・
悲しみも喜びも眩しく思えるように笑い合えば・・・落として無くして生まれた時間は振り返り・・・
不思議なほど変えたくも無い・・・特別な始まりが戻って来る・・・。

背中を押され・・・自分で踏み出して、守られた時間を過ぎて暮らしを育て来たけれど・・・
乾いた場所や流れた場所・・・広がる場所に、閉じる場所・・・
紐解きながら歩いた全部が・・・どこかで繋がり回って・・・
夢のような時間に交わす言葉は追い付けず・・・想いだけが残され離されても・・・
前に進んで、帰る場所は何処かと答えれば・・・混ざり合う色を造るように・・・
同じ色も・・・選ぶ色もどこかで変わり・・・
帰る場所なんて、ジリジリ削られ痛くなっても・・・特別な始まりは初めから決まっているように・・・
やさしい姿に射し込む温もりが・・・雲間に細く光っている。

コメント
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