暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

おだやか

2023年07月25日 | 古民家
 温めていた想いを掃き出せる瞬間に・・・姿を変えた面々が並び・・・
自分はさておき・・・気分は数十年前に戻ると・・・
淡い想いも・・・嫌な思いも、背中で感じるくらい近くで受け取ると・・・
両手で触れ合う温かな時間が、四角く切り取られ・・・集まる誰もに残されると・・・
億劫だと感じながらもどこかじゃれ合う・・・静かな場所になる・・・。

記憶に残る暮らしの姿は・・・住まいも町並みも古くなり・・・
同じ記憶をたどる仲間が少なくなるほどに薄れ、いつかは消えて行くけれど・・・
世代を乗り越えて守れるものは少なくも無く・・・
ひょんな事から・・・数世代先に繋がる時もあるようで・・・
古民家の暮らしにあぶれ・・・安心していた頃から・・・
宝物のように持ち上げられる暮らしになろうとしている・・・。

価値観の中に幸せがあるのか・・・現実の中に自由があるのか・・・
言葉遊びを楽しんでいるだけで・・・すべてが自分の思い通りにもならないと悪ぶって見ても・・・
波風の立たない暮らしにおごらなければ・・・どこか穏やかなみんなでいられるのかも知れない・・・。
皺もたるんだやさしい顔に、自分を映しながら・・・
言葉少なに微笑む眼が・・・心穏やかでいられるのかも。
コメント
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