暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

こだまする

2023年07月23日 | 古民家
 心地よい音に誘われて・・・クラクラと歩み寄る夜の町・・・
単調な音は激しく懐かしく・・・単純な暮らしには聞きなれた・・・
耳触り懐かしい音が繰り出す響きは・・・頭に体、どこか遠くに・・・
記憶に焼き付けられた・・・文化の香りがする・・・。

デンデコ・・・ヒョロリと小刻みに・・・
小さな祭りはごちゃ混ぜの・・・大きな祭りも幸せに・・・どこか安心する輪が生まれ・・・
いさかい合う隣町も・・・小競り合いを繰り返す隣人も・・・
小粋に関わり合う時間が増えて・・・その時だけの休戦協定・・・。
深い闇があるとも無いとも、その溝は深いけれど・・・変わらない繋がりは四半世紀・・・?
良くない伝統とも言える世代がくれたモノは・・・変えない頑固さで・・・
夜通し踊るその訳を・・・知る暮らしも遠くなる・・・。

叩いた手の音と一緒に吠えるように・・・紫の空に広がる光の粒は・・・
電灯も無い暮らしに降り注いで・・・夢の一瞬を運び・・・
時代は駆け登り、色を増して行く・・・。
甍の屋根に色が躍り・・・低く広がる町に響く音は・・・
想いも掛けず・・・遠くの空と町にこだまして・・・
平和の数を歌っているのかも。


コメント
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