暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

越える

2023年06月16日 | 古民家
 生れる雲を写しながら・・・まとまらないカタチに消しゴムを廻し・・・
踊る波の忙しさに息を止めて・・・意識を造り、想像を育てて行く・・・。
記憶が頼りの、一瞬の景色を・・・どこまで自分で練り上げて行くかが個性となって・・・
知らない世界の入り口を描いて・・・魅惑の想像が、派手な額縁の中で不安そうに笑い・・・
引き付けられた人達は・・・時代を越えて行く・・・。

写実的な絵も・・・子供のように歪んだ落書きも・・・
小さくて大人だったり、大きくて子供だったりと・・・アベコベは奇妙なモノで・・・
振り向き絶賛する好奇の目を・・・逃げてかわしてつまづきながら育って行く・・・。
奇跡でも・・・摩訶不思議でも無い、努力や経験の合わせ技で積みあがるのは・・・
一生懸命の姿には浮かばない・・・理屈を超えた世代もある・・・。

真剣に向かい合い・・・遊びも大切なのは・・・
技術や伝統の、不確かな積み重ねのお立ち台の上で・・・
努力だけでも掴めない、夢物語もあるように・・・
意味無く見える手探りも・・・知恵の輪みたいに、次の世代へ問題を送り・・・
怒った顔で笑うように・・・茶目っ気意識を持ち合わせないと・・・
たどり着かない心境もある・・・。
天性も・・・天才も・・・天武の才や努力の人も・・・人を食った個性にはあきれ顔で・・・
伝統の文化の時代にも不思議ちゃんは・・・育っていたのかも知れない。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする