暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

追いかける

2023年06月09日 | 古民家
 小さな手で握りしめ・・・透き通る葉っぱで、ザワつく日差しを遮ってみると・・・
頼りない薄さが頼もしく・・・頬に心地よい影を残す・・・。
キリキリと刺す様な日差しが育ち、いかれた夏を迎えると・・・
後先選ばず居心地よさを守ろうと・・・力任せの暮らしを組み立てて・・・
どこまでも追いかけっこを続けてしまう・・・。

打ち水に・・・風鈴・・・水団扇・・・
自然の力を相手に無理維持してばかりでも無い・・・持ちつ持たれつの緩やかな暮らしに・・・
先人の教えは数知れず・・・どれを試してどれを繋げて来たのか・・・
生れる代わほどの違いは続かなくて・・・誰も気にもせず、気にも掛けず・・・
軽やかな暮らしは繋がるような気がする・・・。

五穀豊穣を願うお祭りや踊りのいろいろは・・・悲しくつらい毎日から生まれた言葉だとしても・・・
逃げ場所も・・・答えも無い・・・
この先も続く暮らしに高く手を伸ばしているようで・・・
一晩中踊る町に・・・夜中から始まる踊り・・・
人の営みや・・・悪魔の所業を表して、どことなく笑いも悲しみも歩くように・・・
伝統技術に載せられる・・・厳かな文化にもなっている・・・。
生活の土台が変えられてしまえば・・・知らない習慣も着せられて・・・
それが時代と言うには簡単に・・・個性的な暮らしは一斉に・・・
同じ方向に向き合いながら・・・
おいてきぼりを追いかけ・・・走り過ぎてしまうのかも。



コメント
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