暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

積み重ね

2023年05月30日 | 古民家
 つまづく手ほどきの・・・大きなまわり道をしてみても・・・
さして不都合にもならないと感じらるのなら・・・
そのまわり道に大きな意味は無くても・・・微笑む暮らしは生まれるような気がする・・・。

レコードに・・・8ミリ・・・歪んだガラスの向こう側が戻ることは何度もあったけれど・・・
好き好んで遠回りするほど、持て余す余裕も無い暮らしを追いかけていると・・・
何も思いつかない時間と・・・3歩進んで2歩下がる暮らしを手探りして・・・
それでも早回しの連続に追いつこうと・・・離れ離れの手は、いつも広がっている・・・。

時代を駆けるのは・・・振り返ると若者で、変化を嫌い座り続ける老体は横たわり・・・
うねりの中でもがいていると・・・若者は年老いて横たわり、変化を嫌ってしまうのかも・・・。
後継者の顔が見えなくて・・・日本を支えて来た暮らしが語るように・・・
時代を支えて来たのは古い世代で・・・モノ造りを嫌い、椅子に座り続ける若い世代は・・・
大きなうねりの中で・・・グルグルと散らばり、それぞれに変化して行く・・・。
今があるから数年先が育つように・・・単純に変わる呪文は生まれなく・・・
ぎこちない想いの繰り返しとまわり道の積み重ねで・・・残されて来た暮らしはあるような気がする。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする