暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

見守る

2023年05月14日 | 古民家
 何となく後から追えば・・・出会える日々も、交わす言葉数も・・・
両の手に・・・持てるだけしか残って無くて・・・
まだ沢山あるのか・・・もう、それだけしか残っていないのか・・・
判断も・・・決断も出来ないまま・・・ただ、タクタクと歩いている・・・。

気付けば子供が離れて行くみたいに・・・いつまでも見守ってはくれない町の様子も・・・
たまに帰れば色めきだって・・・ちょくちょく見れば通り過ぎて・・・
でも、何から始めれば良いのか考える内に・・・追い越される時間の流れに・・・
いくつもの足跡を追っている・・・。

古民家の暮らしを今に生かす・・・そんなことを考えている内に・・・
10年は瞬き・・・20年は振り返り・・・
30年は見過ごしてしまうのかも・・・。
流行や時代で見直され・・・何度も入れ替わる暮らしの中に・・・
畳や障子・・・和の室来は取り戻されても・・・造る技術が追い付かず・・・
手に出来る価格も、大抵叶わなくなり・・・価値と感覚のせめぎ合いはどこまで降りて来るのだろうか・・・。
100年住み継がれる造りは・・・大切に手を入れる暮らしから渡され・・・
世代を越えて地域で見守り・・・住まいと暮らしになると・・・
集まる人の顔も・・・見守る笑顔で溢れている。
コメント
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