暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

くつろぎ

2023年04月15日 | 古民家
 でんぐり返しをして・・・畳の上で寝転んでみる・・・。
大して高くも無い・・・天井の木目を眺めて、あも向けになり・・・
胡坐をかいて・・・正座をして・・・肩ひじを立てて・・・。
庭を覗いたり・・・畳の目を数えて見たりと・・・
飽きない時間と・・・意味の無い穏やかな時間はあるモノで・・・
くつろぐ時間は・・・当たり前にある・・・。

休む間も無く働くのは・・・相手が自然で生き物達で・・・
ほおっておくと機嫌を損ねて・・・後から、自分も機嫌が悪くなってしまうから・・・。
お互いのやり取りに・・・新しいが生まれて、いつしか役割が分かれて・・・
知らない事と・・・教わる事が、カタカタ揺れて・・・
伝える先が見えなくなる・・・。

当然に継がれて来た住まいは贅を蓄えて・・・
100年も住み継がれる造りで守られ・・・家族を繋ぐ場所だったけれど・・・
守るはずの人がハラハラと・・・大きく手を広げて飛んで行き・・・
地域を守る住み手も・・・くつろぎを忘れてしまうのかも。




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