暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

重なり

2023年04月14日 | 古民家
 落書きが歴史になり・・・他愛ない言葉が文化になる・・・。
つたない時間が残してくれたモノは、なぞなぞにゆだねられ・・・
今までの歴史をパズルのように組み合わせながら・・・それでもピースは時折見間違えて・・・
カラカラさ迷いながら・・・反対方向へ動き出す・・・。

幼い頃に覚えた歴史が180度向きを変えるように・・・毎年新しい発見や理屈は生まれて・・・
大きな時間の流れも・・・暮らす人の姿も入れ替わるけれど・・・
住まい方が十人十色あるように・・・言葉の世界が数千にも分かれているように・・・
訪れて来た出来事を想う様々が・・・集まって歴史になり、言葉や文字や絵が残され・・・
互い違いに感じながら・・・その時代の価値観になって行く・・・。

日本の屋根のカタチや・・・間取りも、環境や携わる産業で大きく変り・・・
豪邸だった住まいも・・・暮らしが変われば、数世代で廃墟にもなって・・・
日本の伝統的な文化は・・・感じるけれど、関りの薄い文化になろうとしている・・・。
我先にと興味を持ち・・・好奇心と生命力あふれていた庶民が積み上げて来た文化は手を加え・・・
時には落としてしまい、無くしてしまっても・・・
次の世代が新しい文化を育てると・・・それが小さな歴史の積み重ねと・・・
大きな歴史へ変化して行く。



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