暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

贅沢

2023年04月05日 | 古民家
 代々続く伝統を・・・守る理由を追いかける暮らしは・・・
当人でなければ解り様もない話があり・・・
江戸幕府ほども続く老舗となれば・・・どれだけ高い敷居があるのか、見る事も叶わない・・・。

古民家を維持する苦労は姿に現れ・・・悲しく影を落としているか・・・
お化け屋敷と言われているか・・・文化材としてかろうじて、生きながらえているか・・・
暖かく地域で守られているか・・・。
理屈や廻りが変化して・・・暮らし向きも数世代の繋がりで変わってしまえば・・
当時の姿をそのまま残すには熱量が足りなくて・・・社会の勢いも穏やかになると・・・
益々大きな贅沢は出来なく・・・人や町が変わら無いといけないような気がして・・・
誰もがつられて化けてしまう・・・。

床板1枚・・・扉1本手に入れるのに、高級家具でも買う気持ちになる古民家の設え・・・
30~40年もすると交換する素材と・・・手直しして100年以上繋がれる素材と・・・
高価でも・・・繋がり続ける素材を選んで来た暮らし向きを・・・
贅沢だとは思えないような気がして・・・。
ほどほどの贅沢を・・・一生・・・さらに次の世代に繋がるまでの贅沢とするなら・・・
お金持ちの道楽では無く・・・もったいないの、つつましい暮らしと思えるような気がします。
コメント
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