暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

何度も

2023年03月07日 | 古民家
 タツタツと雫は夢のように・・・聞くとも聞こえない僅かな音と・・・
透き通る時間の中で・・・姿を変えて行く・・・。
優しく穏やかな流れの中に・・・何度も繰り返す繋がりに追い付いて・・・
どこにいるのか解らなくなる事も・・・違う別の姿に変わる事もある・・・。

木々が成長して・・・山のカタチが変わってしまうかと心配しても・・・
人の時間で感じるささやかな変化に、間違い探しは難しく・・・
目の前に花咲く季節が運ぶ・・・音は遠くにリンリン聞こえて・・・
季節の支度が今年も変わらず訪れるけれど・・・削られて行く手仕事に催事の繰り返しは・・・
出会う暇も無いほど今を通り過ぎて・・・透き通って行く・・・。

気が遠くなるほど動物が過ぎれば・・・けもの道が通り・・・
馬車や車が繰り返し通り過ぎれば・・・轍が育つ・・・。
硬い石も・・・あきれるほど、木の枝で突いてしまえば・・・
穴が通り生まれる重さは・・・時間と比例するのかも・・・。
大きく派手な出来事はあっという間に過ぎて・・・記憶や歴史に残り・・・
毎日の暮らしは・・・話題になるほど派手でも無くて・・・
自然が奏でる歩みに乗って歩ける、伝統の積み重ねが・・・
古民家の暮らしには残されているから・・・この先もゆっくり歩いて行けるんだろうと思う。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする