暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

混じり合い

2023年01月28日 | 古民家
 食文化の真ん中に・・・伝統を感じるのは家庭の味で・・・ 
手作りがどこまでなのかは解らないけれど・・・
忘れられない味はそこいらに転がっていても・・・食べ慣れた味をもう一度手にするには・・・
味を繋げる暮らしが必要なんだと感じてしまう・・・。

大きな通りを歩けば、見た目も美しいお店の並びは目を引くけれど・・・
何処から漏れた香りの正体を描きながら・・・急ぎ足で帰りたくなる見えない香りに・・・
古くて狭い・・・暮らしの歩幅に幸せを見つけてしまう・・・。

煮物に炒め物・・・食卓に並ぶお惣菜はゾロゾロと・・・
所狭しと並ぶ食卓に・・・貧しさは見えないのに・・・
贅沢なお皿1枚のテーブルに、食を楽しむ時間はさみしく感じられる・・・。
遊びも・・・喧嘩も・・・食事も案外楽しめたのは・・・
家族の集まりがいつも覗いて・・・そこかしこでいただきます、が聞こえて来るようで・・・
ご近所の香りも混じりあい・・・狭い暮らしが大きく広がるのは・・・
住まいと人の味わいが・・・程よく混じりあっているからなのかも知れない。


コメント
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