暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

伝説

2023年01月15日 | 古民家
 見聞きした物語を語り伝える語り部は・・・口伝として世代を越えて・・・
文字に残せばもっと多くに・・・もっと長い時間繋がれて行くはずなのに・・・
記憶は薄れて・・・書物は置かれて、伝統は失われてしまうようで・・・
小さな世界に育まれた言い伝えは・・・伝説になってしまう・・・。

子供に教える役目と役割が・・・親から学校や会社に移り、伝え聞く身の回りの歴史は途絶えて行く・・・。
伝統技術の工芸や建築は・・・工業製品やDIYの中に沈んで、守られる人も守る人も価値を見出せないまま・・・
静かに時が過ぎるのを待ちぼうけている・・・。

宵越しの金は持たない暮らしでは・・・高齢化社会は過ごせなく、健康寿命を祈りながらも、飽食と食品ロスは繋がって行くと・・・
ひもじい思いの、一時暮らしは目も寄せず・・・語り繋がれていた想いは吹き飛んでしまう・・・。
文字を持たないと、無かった暮らしになってしまう様で、もったいないような気がするけれど・・・
伝え繋がらない暮らしも・・・いつかは無くなってしまうのなら・・・
文字を知らない暮らしの方が・・・自由で幸せなのかも知れない・・・。
伝説では無く・・・伝統になる暮らしに、豊かさが生まれるような気がします。

コメント
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