暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

知るはずも無い

2023年01月13日 | 古民家
 文化財として価値があるのかないのか・・・
誰が決めて・・・どんなモノが決められるのだろうか・・・。
時代と一緒に変わるのは文化でも・・・古い新しいは関係なく・・・
その時その時代で・・・流行りモノは些細なきっかけで、見向きもしない方向に走ってしまい・・・
捨てられていた不確が・・・もてはやされ、舞台に立ってしまう・・・。

勝ち負けで価値も決まるくらい・・・勝てば官軍が、好き放題に歴史を変えてしまい・・・
埋もれて行く文化もあるれば・・・細く繋がれて来た語りに、ある時光が射し込む時代もある・・・。

大きく揺らぐ狭間に・・・明治や昭和の変化があって、それよりも大きなうねりがあったとしても・・・
古すぎる記憶に、当たり前の暮らしが残される余裕も無くて・・・。
国を巻き込む出来事でも無ければ・・・博物館に並べられる舞台に立てる訳もない・・・。
気にも留めない毎日の朝ごはんや・・・光熱費・・・
普請の土木や・・・戸建の移築・・・納屋や土蔵の建て替え・・・。
どれだけの人と資材が必要だったのか・・・。
繋がれて残されて来た家族の暮らしが少なくなり・・・この先、おふくろの味や・・・
向き合わないと知るはずも無い・・・おじいちゃんや曾じいちゃんの暮らしぶりを少し聞きかじり・・・
文化財にもならない、仕舞われて来た文化を残して行ければと思います。

コメント
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