甍の屋根と茅葺の屋根・・・広がる水田にあぜ道・・・
歴史の流れに包まれて・・・いくつもの文化は造られ消えて、伝統はカラカラと転がって行く・・・。
海の向こうの大きな空の・・・知らない何処かの見えない場所へ・・・
豊かな答えをすぐに出そうとしても・・・動き出すにはもどかしくて・・・
守ろうとしても・・・守りたいとは気付かなくて・・・
隠そうとしても・・・隠しきれない時代が襲ってくる・・・。
空を仰いで天まで登ろうともがいてみても・・・目には残らず、空を切り・・・。
背伸びをしてみる小さな心は・・・暮らしの中で育ち大人の心になると・・・
誰よりも大きくなろう・・・豊かになろうと思い続けて迷路の中で足踏みするけれど・・・
行き止まりでも・・・回り道でも・・・
素直なその手を忘れなければ・・・繋がる文化はカランコロンと大きく転がって行く。
