暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

2022年12月26日 | 古民家
 四つん這いで這い上がる険しい山の姿に・・・遠くから眺める姿で良かっただろうとため息一つ・・・。
連なる美しさを・・・対岸から目を細める姿に、雪化粧はユラリと・・・
蜃気楼か幻ほどに浮かび上がりはするけれど・・・
生きる糧の厳しさは・・・近くにいなければ受け止められない暮らしの中にある・・・。

震えながら木々の伐採は始まり・・・山の管理は厳しさを運んで来る・・・。
水の吸い上げが少ない、僅かな成長の時・・・命は次へと渡され・・・
いくつもの手を渡り・・・原木の取引から製材・乾燥へと進んで運ばれて行きます・・・。
伐採後の山で葉枯らしを行うのか・・・製材後、井桁に積まれ自然乾燥されるのか・・・。
同じ山の生まれでも・・・育ちが違えば個性は生まれ、暮らしが変われば成長する姿カタチも変化して行く・・・。

住い造りをどこから始めるのか・・・?
誰もが譲らないお手軽な場所からでは・・・成長の先は細くなり・・・
何にでもなれる場所から始まれば・・・成長の先は無限に広がって・・・
住い造りや・・・暮らしに細かな枝葉が生まれる・・・。
山から始まる住まい造り・・・幻では無いと思います。
コメント
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